古美術が語る“想い”を紐解く、幻想世界へのいざない――

更新日:2012/1/5

雨柳堂夢咄 (1)

ハード : PC/iPhone/iPad/WindowsPhone/Android 発売元 : 朝日新聞社
ジャンル:コミック 購入元:eBookJapan
著者名:波津彬子 価格:432円

※最新の価格はストアでご確認ください。

日本では、無機物にも魂が宿るとされている…。
  
まして長い時を経た古美術に宿る魂は、どれだけの想いを秘めているのか…?
  
骨董品に思いをはせる、ルナルーチェの葉菜とヒロでお送りいたします。

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【葉菜】骨董品や古美術に魅力を感じる葉菜です、皆さんこんにちは! 今回はそんな古美術を主軸としたお話を紹介しようと思います。
  
【ヒロ】雨柳堂という骨董屋には、色々な想いを持った人、品が集まってきます。そこの主人の孫息子である蓮は、骨董品に宿る想いを読み取る不思議な力を持っていた…。本当に幻想的な設定ですね~。
  
【葉菜】この作品の一番の魅力は、その骨董品なんですよ。どんな場所で、どんな人のもとで過ごしてきたのか、その中で骨董品はどんな想いをその身に宿したのか…それが語られる時には、ジーンとくるものがあります。
  
【ヒロ】骨董と人との心のつながりって素敵ですよね。私も、自分が大事にしている物に魂が宿ったら、って想像しました。
  
【葉菜】骨董品に込められた想い、そしてそれに関わる人達、どれも優しく愛おしいものばかりが詰まっています。じっくりとその想いを味わって読んでいただきたいですね。
  
【ヒロ】また、絵がとってもキレイで、画面いっぱいに映されるとその線の繊細さにうっとりしちゃいます! 是非その絵の美しさに見とれちゃってください。
  
【葉菜】キレイなだけじゃなく、可愛いキャラ達も出てくるので、女性必見です!
  
【ヒロ】こちらの作品は基本1話読み切りなので、とても読みやすい点もおすすめポイント。心の癒しを求めている方は、是非見て下さい!
  
【葉菜】あなたのところに、骨董品はありますか? もしあったなら、耳をすましてみてください。彼らの“声”が聞こえるかもしれません。

器物は幾百年の時を経て、人の心をたぶらかす、という…

月夜に跳ねる狐。幻想的な描写に心が奪われます

私の心は、生涯あなたと共にある――

愛らしい童子の戯れ

“枯れない花をあなたに” (C)Akiko Hatsu/Asahi shimbun Publications Inc.