目立つことはいいことだ! 自分の夢を叶える方法が見つかる本

公開日:2011/11/17

目立つ力 インターネットで人生を変える方法(小学館101新書)

ハード : PC/iPhone/iPad 発売元 : 小学館
ジャンル: 購入元:電子文庫パブリ
著者名:勝間和代 価格:540円

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facebook、twitter、mixi、ニコ動、you tubeなどなどソーシャル・メディア到来の今、「SNS活用術」「SNSコミュニケーション力」などのノウハウ本やセミナーをよく見かけます。「インターネットの世界で注目される=目立つ」方法を教えてくれるのがこの1冊ですが、facebookやtwitterを“使いこないしたい!”というよりは、使いこなして“何かをしたい!”と思っている人向けです。いわば上級者用はないでしょうか。

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著者である勝間和代さん自身がこのインターネット・メディアがあったから、今の「勝間和代」と、言い切るほど勝間さん自身、インターネットに助けられ、リアルで出逢えない人とも出逢え、「勝間和代」さんがヒットしてきました。もちろん、そこにはご本人の熱心なネットコミュニケーションがあったからです。

blogやtwitter、動画サイトも全て自分を表現の場です。今は誰でも気軽に出来ますが、世界中から多くの人が参加しているだけに、アクセス数、再生回数などで目立たなくてはダメなのです。もちろん、個人で楽しんだり、友人同士のコミュニティーの場であればいいのかもしれませんが、この本はソーシャル・メディアを使って何かをしたい人向けなので、埋もれてしまっては意味がありません。

blog、twitterなどのソーシャル・メディアを本書では「立体名刺」と位置づけて、自分を知ってもらうツールとしています。メールのやり取りしかしていない人同士でも、blogを見ていれば近況が分かったり、過去の出来事などが伺えて自分を知ってもらう労力を簡略化できたります。この立体名刺の効果が次の流れです。

自分を知ってもらう→自分がやろうとしていることを理解してもらう→共感する人がファンになってくれる→いざ、やりたいことをしよう! としたときに応援してもらう→ネットで一気に広がる

そうです。自分のやりたいこと、目標や夢を実現するための手段なんです。ソーシャル・メディアで目立つことが出来れば、その自分ファンを増やすことが可能になります。もちろん、そのためにはblogも読まれていることを前提に情報を提供することが必要です。ちょっとしたミニコミ誌的感覚でしょうか? 単なる日記では読者が集まらないので、テーマを決め、本書曰く「戦略が必要」なのです。

blogを書いていない人はまずはblogをスタートさせること。そして既にblogを書いている人は戦略を立てて他のblogと差別化をすることだそう。ここが難しいかもしれませんが、基本は読まれていることを意識して書くこと、そしてPDCA(Plan、Do、Check、Action)を繰り返す。コメントが付き、多くの人が読んでくれるようになれば、リアルでは出会ない人たちと出会い、大きな起爆剤になるのがソーシャル・メディアです。

私もまだまだソーシャル・メディアで目立っていません。
この本はblogのバイブル本です。


勝間さんの本はほとんどが、目次が細かく細かく分かれています。これは本当に読みやすく、自分ができそう、興味あるページから読んでください

インターネット・メディアは「立体名刺」。自分を理解してもらう、優れた名刺なのですね

設定はその時々によって変えます。読む場所、体調を考慮していろいろ変えて読むと変化があって電子書籍が楽しくなります