シュールでナンセンスな奇行女子たちの生態を描いた、全員ドヤ顔の脱力系日常コミック

2011/2/11

そっと好かれる

ハード : PC/iPhone/iPad/WindowsPhone/Android 発売元 : 太田出版
ジャンル:コミック 購入元:eBookJapan
著者名:小田扉 価格:500円

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表紙にナゾの躍動感を感じて購入してみたら、躍動どころか迷走して爆発しているギャグ漫画。BGMはJポップバンド「相対性理論」がベストマッチ?

上司の言動をこっそり記録する野木さん、高枝切りバサミを携帯する高枝さん、ハイパー音痴の吉野さん…じっとしていれば普通に見えるのに、言動がどう見てもふつうじゃない「ご近所3人娘」が今日もご町内で暴れ回る!

各短編作品の主人公はみんな、どこか変な性癖や行動を持つ女の子たち。デートの前に銭湯で石鹸を何個も消費する高枝さんの奇行にはいっそ狂気さえ覚えます。何かを成し遂げた登場人物たちの顔は必ず「ドヤ顔」(注:得意げな顔のこと)。それなのに本全体にどこか漂う哀愁。「世紀末的」という表現がしっくりくるなあと思いました。

周りにドン引きされても盛大にスベっても、気にせず突っ走る姿勢に憧れます。私もこうやって過ごせば悩まずハッピーに過ごせるかも!?…でも、高枝切りバサミでお向かいさんの朝食をゲットしちゃう度胸はとても身につきそうにないので、へんな歌を歌いながらお風呂掃除をするくらいにとどめておこうと思います。

この自信満々の顔で、始まった瞬間に分かるギャグテンション(作品名:「古野さんのワールド・カップ」)

「やかましい」で2分くらい笑えます

そしてこの反応…向かうところ敵なしの古野さん、とても真似できない開き直りっぷり

「あれ? これ家族会議だよね?」というツッコミはタブー(作品名:「サイボーグ大作戦」)

表題作「そっと好かれる」は、野木さんから課長への好意が変な方向へ一回りも二回りもしてもうわけがわかりません…!どうなる!? (C)小田扉/太田出版