「似てる」と「ゆらぐ」が心地いいのは何故? 「人生を彩る宇宙の法則」

Fujii_Kaoru

2011/3/8

宇宙のゆらぎ・人生のフラクタル

ハード : PC/iPhone/iPad 発売元 : PHP研究所
ジャンル: 購入元:電子文庫パブリ
著者名:天外伺朗 価格:1,100円

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体の不調は、脊椎の歪みに出るという。  
「全体は、部分に出るのよ」。  
カイロプラクティックOLは、知っているのだ。。。  
エキゾーストの咆哮に男(私)は躍り、そよ風に女(?)はなびく。  
「この不規則、たまらない」。  
バイクに跨った男女は、自然のリズムに狂信してゆく。。。   
「フラクタル」と「1/f」。  
この二つの理(ことわり)こそ、  
人生を心地よく彩(いろど)る宇宙の法則だったのだ。

私たちの体を作っている素粒子から、意識、偶然の出会い、  
そして、人生の寿命や宇宙のあらゆる動きまで。   
この世のあらゆる現象は、  
たった二つの理(ことわり)から成り立っている。  
たとえ住む国が違っても、たとえ話す言葉や文化も違っても、  
たとえ職業や地位が違っても、たとえどんなに悩んでいても。  
生きとし生けるもの、すべてにフェアに働きかける「宇宙の掟」。  
世界中、いや宇宙中のみんなが心地よ~く過ごせる「宇宙の掟」。  
そんな理を科学技術評論家と宇宙物理学者がやさしく解説します。  
「俺と同じだね!(自己相似)」と「少しずれてて面白い!(ゆらぎ)」。  
実はFacebookの「いいね!」ボタンを押しまくる世界中の人々も、  
「宇宙の掟」に突き動かされているのでしょう。  
似非(エセ)理系として年を重ねた昨今は、  
量子物理と仏教と哲学の間に通底する「なんだか似てる」にニヤニヤ中。  
似非(エセ)に似てるを直観させる「宇宙の掟」はスゴイ!

原子核を中心に周る電子と、太陽を中心に周る惑星。「なんか似てるなー」という小学時代の直観はいい線にっていいた。リアス式海岸、株価曲線、入れ子構造であるロシアの民族人形マトリョーシカもみんな自己相似性(フラクタル)なのだ。マトリョーシカを創った人は、フラクタルを知っていたのだろうか?

クーラーはいまいちなのに、そよ風は心地よい。電気モーターのエンジンはつまらないのに、ハーレーのエンジンは狂おしい。心臓の鼓動もしかり。死ぬ間際の鼓動は、規則正しいらしい

「華厳経」とジェフリー・チューの「ブーツス・ストラップ理論」、「唯識」と「コペンハーゲン解釈」、「般若心経」とデビッド・ボームの「ホログラフィー宇宙」。仏教と量子力学の共通性は、東洋人としての私をワクワクさせてやまない。「今という瞬間に過去と未来の全部が畳みこまれている」と語った仏・哲学者アンリ・ベルクソンも、「火を吹く今」と有時を語った道元も、ユングの共時性(シンクロニシティ)や、デビット・ボームの「ホログラフィー宇宙」と、相似している

音楽は、自然言語と数学に並ぶ人間の言語である。バッハやモーツアツト、マントラ(呪文)も、1/fゆらぎの心地さがあるから、世界中の人々の心に届いた