新入社員はもちろん経営者も役立つ。仕事への向き合い方が変わる一冊!
更新日:2011/10/21
自分は何のために働いているのか。
職業・ポジションを問わず日々の業務に忙殺されていると、いつの日か持っていたはずの目標や目的を見失ってしまうことがよくあります。また、いざ目標にしていた成果や出世を実現してしまうと、次の目標を立てるまでに時間がかかってしまうこともよくあります。
本書は主に若者に向けた仕事への気構えを説いたものですが、その範囲は新入社員や若手社員に留まりません。マネジメントや経営にいたるまで、あらゆるポジションで働くビジネスパーソンにとって役立つ内容となっています。やや根性論と感じてしまう内容もありますが、「チャレンジを続ける」「負荷のみが自分を育てる」「才能の有無は最後に分かる」「フェアを貫く」などなど、過去の自分の体験と照らし合わせるとグサグサ胸に突き刺さる内容が多く、読み進めるうちに仕事に対するモチベーションが徐々に上がっていくのを感じました。
仕事がなかなかうまくいかない、今のポジションでの役割を図りかねている、そんな人は性別・年代・スキル・役職を問わず、本書を一度手にとってみてはいかがでしょうか。仕事のスタンスを見直せるだけでなく、新たな目標設定ができるはずです。
目次から、少々厳し目にも見えるメッセージが並ぶ。内容も同様で、読者と本気で向きあう姿勢が伺える
社会人は、自分が当てはまると思う章から読み進めてもいいのでは?
内容は終始、著者の体験をベースになっている。自分の身に当てはめながら読み進めやすく、説得力も高い