こんな時こそ相田みつをの作品を通して「生き方」を見つめ直したい
更新日:2012/3/2
「にんげんだもの」でおなじみ、相田みつを氏の”書”がアプリ化されているのを発見。
あまりにメジャーすぎて、これまで正面きって彼の作品と向き合ったことがなかったのですが、3・11の大震災で「生きる」ということを改めて考えさせられたこともあって、思い切って購入してみました。
累計で1000万部を超えるほど、日本人の心に根ざしている相田みつを氏の作品。その中から特に人気のある31点がピックアップされていますが、どの作品も人間としての素朴でシンプルな生き方が独特な書体とフレーズで表現されていて、震災や原発事故で休まることのない心が少しなごみました。
私が個人的に目からウロコだったのは、10番の「人の為と書いていつわりと読むんだねぇ」という作品。
相手のために良かれと思って言ったことが、かえって相手を傷つけたり気分を害したり。おせっかいは「いつわり」、相手のためではなく、自分のエゴなんですよね。少し前に、ある人から同じようなことを指摘されたのを思い出しました。
相田みつを氏は栃木県足利市の生まれだそう。1991年にお亡くなりになっていますが、天国から今の日本にどんなメッセージを送ってくれるでしょうか?
ご本人の秘蔵映像付き! はじめてお姿を拝見しました
画面キャプチャーすれば、iPhoneの壁紙にすることもできますね
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