季節の不調は、旬の食材を摂って改善！ 身も心もほわほわ女子になれるスープ作り漫画

　日常で疲れてしまった心にホワホワ～っとスープの温かさを送りましょう。本の装丁のデザイン事務所で働く原田織ヱ(26)は、スープが大好き。仕事の合間に事務所の給湯室（！）でスープをこしらえるのが当たり前。こだわりは、四季を感じるスープを作ること。旬のモノを使って、体を癒すことを大切にします。彼女は薬膳の魅力を説き、“その季節の不調は、その季節の食材を摂ることで改善に繋がる”というわけで、激務の合間のスープ作りを大切にしています。

　たしかに、生き物としての本来の姿としては、そうですよね。ちょっと耳が痛くなりました。織ヱが作るスープは見た目も中身も人を癒し、人間関係にまで影響を与えていきます。四季の移り変わりを大切にする人は成功する、とよく聞きますが、旬の力で身心がイキイキするのでしょうね。

　1巻には、菜の花とベーコンのミルク煮、枇杷のコンポート、エスニック風スープカレーうどん、揚げ茄子のピリ辛煮びたし、カブのポタージュなどなど、その時期に合わせたとても魅力的なお料理が登場します。絵柄もものすごく可愛く、織ヱが料理を閃いてキラキラしている姿や、完成したモノをとっても美味しそうに食べる姿にほんわか～とさせられます。スープのおかげで、大変そうな仕事もイキイキと。自然から貰うパワーにつつまれた彼女に、学ぶべきところがたくさんあります。

　スープは一度に多くのモノが摂れて素晴らしいですよね。四季”オリオリ”のあったかスープで、体と心を温めたくなりました。