ゲームの変遷と共に描かれる著者の“ゲーオタ”な青春記

コミック

2011/12/14

ピコピコ少年 1巻

ハード : PC/iPhone/Android 発売元 : 太田出版
ジャンル:コミック 購入元:BookLive!
著者名:押切蓮介 価格:540円

※最新の価格はストアでご確認ください。

◆ゲームの進化と僕らの青春
僕は今年でアラサーの仲間入りを果たしたが、同世代や少し上の世代の男性はみな
めまぐるしく進化を遂げるゲームハードに魅了され、数々の名作ソフトを楽しんだはずである。

そこでそんなゲーム好きな大人にオススメするのが押切蓮介の『ピコピコ少年』だ。
すでにタイトルの『ピコピコ』からして懐かしい響きである。
(余談だが僕の母親もゲーム機全般の総称としてピコピコを採用していた)

◆懐かしいなぁ、もう!
もちろんタイトルだけでなく、ゲーム好きの読者なら思わず「あるある!」と言いたくなるエピソードが満載なのだ。

 

・初めてゲームに触れたときのあの衝撃。(「初恋少年」)
・ネットの普及していなかった時代、より安くソフトを手に入れるために駆けずり回ったあの情熱。(「PCエンジン少年」)
・友人との対戦が火種となり、大喧嘩に発展してしまったときのあの気まずさ。(「癇癪少年」)

作者の実体験を基に描かれているのだが、そのどれも身に覚えがあり「お前はオレか!」と突っ込んでしまいたくなる。いやぁ~、みんな同じようなことやってんだな~(笑)とマンガ家にかつてない親近感を感じてしまった。

 

◆もう一度ピコピコ少年に戻ろう
結局、ゲームというのは現代において数少ない共有体験だったのではないだろうか。だからこそ、『ピコピコ少年』は懐かし過ぎて少し哀しくなるくらい共感を覚えるし、面白いのだろう。

かつてゲームに熱中していたお兄様&お姉様方、『ピコピコ少年』であの頃に想いを馳せてみてはいかがだろうか?

作者とファミコンの運命的な出会い。女の子よりもゲームに夢中

とにかく知っている中古ソフト屋をひたすら総当り。むしろ今こそあの体力が欲しい

ゲームが引き起こす悲劇。『ボンバーマン』なんかもよく本気の喧嘩に発展したなぁ