4コママンガの老舗シリーズ。定番ギャグで不覚にも笑ってください
公開日:2012/1/10
みこすり半劇場 (1)
ハード : PC/iPhone/iPad/WindowsPhone/Android | 発売元 : ぶんか社 |
ジャンル:コミック | 購入元:eBookJapan |
著者名:岩谷テンホー | 価格:400円 |
※最新の価格はストアでご確認ください。 |
4コママンガといえば最近は『けいおん!』とか『ひだまりスケッチ』あたりの萌え4コマが話題になることが多いが、オヤジ向けのややエロい感じの4コマだって、まだまだ元気。でもって、そんな類の4コママンガといえば、まず思い出すのはこの『みこすり半劇場』なんではないだろうか。
タイトルからしてややエロいこの作品、岩谷テンホーが長年に渡ってスポーツ新聞や4コママンガ誌などに連載している長寿シリーズだ。多くの人が一度は目にして「不覚にも笑ってしまった」経験があるに違いない(あるでしょ?)。
それだけ愛され、長く続いているだけに、このシリーズではお決まりの黄金パターンというのが確立している。「怪しげな野菜の使い方をする奥さん(主にナスやキュウリ)」とか「彼女と思ったらダッチワイフだった」とか「オナニーしか頭にない男子学生」なんていうあたりが、何度も繰り返し登場してくる、いわば鉄板ネタだ。
今回読んでみたのは単行本の第1巻で、シリーズの中でもかなり初期の作品が収録されているはずなのだが、すでにそういったネタが多用されてたりして「偉大なマンネリってこういうことなのかぁ…」と実感させられる。
変化の激しい世の中だけど、みこすり半ワールドにはいつまでも変わず、常にスポーツ新聞の一角でナスとキュウリをくわえ続けていて欲しい。そして、いつまでも俺たちを「不覚にも」笑わせ続けて欲しい。わりとマジでそう思う。
このパンツのずらしかたが妙にリアル
奥さんたちはキュウリとナスが大好物
スパイも学校の先生も、人間みんなスケベなんです
時代劇ネタもそういえば多かった
どうでもいいけど「みこすり半劇場」というタイトル、本来の意味を考えるとむしょうに悲しくならない? (俺だけか?) (C)岩谷テンホー/ぶんか社