ミステリーでも推理小説でもない、レトロで妖しい「探偵小説」の醍醐味をたっぷりと

小説・エッセイ

2012/1/21

海野十三は、「うんのじゅうざ」または「うんのじゅうぞう」と呼ばれる、探偵小説作家で、とくにSF風味の探偵小説を書き、日本SF小説の祖ともいわれる人です。この傑作選には彼の代表的な短編が網羅されていますから、作家の全体像を知るには最適の一冊ということになります。 「怪奇探偵小説傑作選」とありますように、たしかにSF風味... 続きを読む