ミステリーでも推理小説でもない、レトロで妖しい「探偵小説」の醍醐味をたっぷりと

レビュー

海野十三は、「うんのじゅうざ」または「うんのじゅうぞう」と呼ばれる、探偵小説作家で、とくにSF風味の探偵小説を書き、日本SF小説の祖ともいわれる人です。この傑作選には彼の代表的な短編が網羅されていますか…

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