同じ日経を読んでも、その人の知識によって購読料の価値は変わる!

公開日:2012/1/23

日経新聞の「本当の読み方」がわかる本 基本テクニック編

ハード : iPhone 発売元 : ユナイテッド・ブックス
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:400円

※最新の価格はストアでご確認ください。

一般紙は社会面から読むけれど、日経は1面から読むということをよく聞きます。これは日経の1面の記事がいかに重要性を持っているかの表れで、1面に大きく載る記事ほど、世の中の経済にインパクトがある事象だということがいえます。

advertisement

また、facebookを見ても、日経のおもしろい記事をシェアしたり、あるいは記事に対しての反論がよく載っています。このように日経の情報はどこかしらでビジネスパーソンに大きな影響を与えていますが、その読み方は人によってかなり違いがあるようです。

Yoko-sanの読み方はまず、曜日によって違います。
前日がビジネスデーの火~土曜日は経済記事が充実しているので、その中からおもしろい記事を選択します。日曜日は特集記事で紙面もちょっとオフモードになっていて、書評が楽しみです。また月曜日は、読む側はビジネスモードですが記事は特集が多いので、コラムなどを読みます。このように、曜日によって当たり前といえばそうなのですが、紙面の作りが違っていますので、それを頭に入れて読むと視点が変わってきます。

また、みなさん当然、自分の興味のある記事しか読まないでしょうが、週末に掲載されている日経電子版の記事ランキングをみると、アクセスの多い記事が分かります。みながどこに興味をもっているかを知ることもおもしろいものです。

本書では、データの見方や、定例会見での米政府高官の発言の意図を読み解く、金融市場の見方など、マクロ経済の基本から、ちょっとプロっぽい解説まで、日経の読み方が変わるような内容になっています。毎月高い購読料払っているのであれば、ぜひもっと日経を活用したいという方にご一読をお薦めします。

人によって読み方、読む場所、読む時間はそれぞれです!

記事に違和感を感じても、それを掘り下げる人は少ないですよね

曜日によって紙面の作りは変化します。ネタが少ないときにどのような特集があるかが、編集の力なんですよね

有効求人倍率のようなマクロの数字が頭にきちんと入って整理されている人っていますよね