情熱を感じながら歴史を学ぼう!

2012/1/27

赤と黒 -まんがで読破-

ハード : PC/iPhone/iPad/WindowsPhone/Android 発売元 : イースト・プレス
ジャンル:コミック 購入元:eBookJapan
著者名:スタンダール企画・漫画 価格:400円

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皆様おはようございます! クリスマスが過ぎ新年を迎え、世間では早くもバレンタインのムードがチラホラ。恋人がいない私には寂しい季節が続いております。皆さんは恋愛にはどのような思い出がありますか? 独身の方はこれからさらなる思い出を、結婚している方は今の幸せがいつまでも続くように願います!

さて、今回紹介させていただく「赤と黒」。フランスの小説家スタンダールの作品なのですが読まれた事はありますか? フランス文学は“情熱的”というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、この作品はまさにその通りです。

主人公のジュリアンは平民の子として生まれます。でも当時のフランスは貴族社会。身分による差別は当たり前。それでもジュリアンには野心がありました。それは生まれに関係なくなることができて、しかも貴族と同等の力を持つ“教会の司祭”になることでした。

この作品は、実際に当時起こった事を題材にしているので、当時のフランス社会を知ることができます。支配階級というものがどういうものであったのか、それによって生まれる人の黒い部分、貴族って華やかなイメージがありますがはたしてその実態がどういうものであったのかなど、歴史に触れることができて知識も身につきます。特に当時の地位のある人達のプライドの高さ、どんな手を使ってでも自分の地位を守ろうとするところには驚かされました。ジュリアンが優秀なので、それを妬んだり利用しようとしたりする人々の姿が強烈なんです。何だか現代にも通じる所がありそうです…。

社会について書きましたが、この作品にはとてもとても情熱的なものがあります。それは“愛”です。恋愛の形はさまざまあると思いますが、ここまで情熱的な愛はそうそうないのではないでしょうか? 一途に愛すること、好きな人を追いかけるだけではなく、相手に追わせるようにすることを始め、恋愛の駆け引きやさまざまな愛の形、表現を学んだり驚愕させられることがあります。初めて人を愛し、初めて人に愛されるとそれは本当に一生の思い出になるのですね。愛の偉大さと共に人の気持ちの純粋さを感じられる作品です。

この機会にフランス文学の情熱を感じてみてはいかがでしょうか。

司祭として頂点に立つことを志す

野心に溢れる

貴族の生活とはどのようなものか

繰り広げられる情熱的な恋 (C)バラエティ・アートワークス/イースト・プレス