あなたの常識が覆される!「知らなきゃよかった」 驚愕の“リアル”。厳選9話

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公開日:2017/9/9

『知らなきゃよかった まさか!の雑学500』(雑学総研/KADOKAWA)

 世の中には“知らなきゃよかった”と思えることがたくさんある。でも、それって本当に役に立たないこと? 知っておいたほうがいいのに、あえてその“真実”から目を背けてしまっているだけではないのか――。

 男女の性の実情や人体の謎、歴史人物の意外な素顔や動植物の驚くべき生態など、さまざまなジャンルの「知らなきゃよかった」雑学を紹介しているのが、雑学総研著『知らなきゃよかった まさか!の雑学500』(KADOKAWA)。今回は、そんな数多ある驚きの雑学からとっておきを9話厳選して紹介しよう。

■「男と女」――日本はセックスレス大国!?

●25人に1人の父親が、他人の子をわが子として育てている!

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 イギリスのジョン・ムーア大学の研究チームが、世界各国54年分のデータをもとに調査したところ、「戸籍上の父親が生物学的に父親ではない確率」が約4%にのぼることがわかった。意外にも、父親の浮気ならぬ「母親の浮気」はどこの国でも見られるらしく、なかには既婚女性の30%が浮気経験アリだった国もあったという。

●日本の夫婦のおよそ半数はセックスレスらしい…

 日本家族計画協会の2016年の調査によると、日本の夫婦の47.2%がセックスレスで、これは10年前に比べ12.6%も高いという。理由の第1位は、男性が「仕事で疲れている」であるのに対し、女性は「面倒くさい」。この結果にドキッとする人も多いのではないだろうか?

画像:Shutterstock

●ディープキスを10秒間すると、カップルの口内では8000万個の細菌が交換される!

 オランダの微生物博物館「Micropia」とオランダの応用研究機関「TNO」の研究員の調査によると、キスの頻度が高いカップルほど口内細菌の種類が似てくるという。また、1日に9回以上キスするカップルは、唾液中のほとんどの細菌を共有しているそうだ。

●「できちゃった婚」は、英語で「ショットガン・ウェディング」という

 妊娠をきっかけに結婚に踏み切ることを「できちゃった婚」、最近では「授かり婚」「おめでた婚」などとも表現されるが、英語ではこれを「ショットガン・ウェディング」という。これは、父親が娘の妊娠に怒り、相手の男に銃(散弾銃)を突きつけて結婚を迫ったのが由来だという。

●国別の年間性交回数トップはギリシャの164回

 避妊具大手メーカーDurex社が2008年に公表した調査によると、世界各国の年間性交回数第1位はギリシャ(164回)で、第2位はブラジル(145回)。ちなみに日本は週1回程度の48回で、世界平均103回の半分以下という結果になった。

■「生物」――エビとゴキブリの意外な共通点

●「ゴキブリの羽」と「エビの尻尾」の主成分は同じ!?

 なんとも耳を疑いたくなる話だが、これは事実。どちらも同じ「キチン質」が主成分なのだ。だが、ご安心を。キチン質は珍しい成分ではなく、カニなどの甲殻類の殻、昆虫の外骨格にも多く含まれているのだ。

画像:Shutterstock

●仲良し夫婦を「おしどり夫婦」というが、実際のオシドリは毎年相手を替える

 実際の鳥のオシドリのつがいは、仲良しどころか半年ほどしか関係を持たず、毎年パートナーを取っ替え引っ替えして繁殖している。テレビのワイドショーなどで、芸能界の「おしどり夫婦」の離婚劇・愛憎劇がよく伝えられるが、これを知ればなんとなく納得かも。

●中国ではパンダに「AV」を見せて繁殖をさせている!

 人工飼育下のパンダは生活環境に恵まれているために運動量が少なく、生殖能力が低い。そこで中国が始めたのが、オスのパンダに「パンダのAV」を見せる性教育プログラム。意外にもその効果は高く、このプログラム後に子作りを成功させた例もあるという。

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●「恥知らずな男根」という学名のキノコ

 キノコの「スッポンダケ」の学名「Phallus impudicus」を訳すと「恥知らずな男根」。学名どおり、男性の性器そっくりなキノコである。ビクトリア朝時代の大英帝国では、図録に収録する際、人に衝撃を与えないようにわざと上下逆さまに描かれたそうだ。

文責=色川賢也