秋の行楽に、神社仏閣めぐりはいかが? カラーイラストでわかる、お寺と神社の「見どころ」

暮らし

公開日:2017/10/14

『イラストでわかる 日本のお寺と神社』(日本の寺社研究会/KADOKAWA)

 さぁさぁ、涼しい季節がやってきました! 秋の行楽日和に、ご利益たっぷり癒したっぷりの神社仏閣をめぐってみませんか?

 10月14日(土)に電子書籍が配信された『イラストでわかる 日本のお寺と神社』(日本の寺社研究会/KADOKAWA)は、行楽のお供に持って行きたい、お寺&神社がもっと好きになる一冊だ。

 そもそも、神社とお寺の違いはご存じだろうか? 本書ではそういった「知っているようで知らない基礎知識」から神社仏閣の建物についてなど、「ご利益めぐり」がさらに楽しくなる情報も書かれている。

 神社とお寺の違い。ざっくり言うと前者は日本固有の信仰である神道に関する場所で、八百万の神々を祀ったもの。お寺は仏教に関係する場所で、阿弥陀如来や菩薩、また、偉大な業績を残した高僧を祀ることも。

 神社でお祈りをする相手は「神」であり、お寺で手を合わせるのは「仏」である。神はわかるとして、「仏さまって具体的になんなの?」と不思議に思っている方もいるかもしれない。仏は四階層に分かれており、悟りに至った仏が釈迦や阿弥陀如来。悟りを開くべく修行をしている仏が菩薩、密教から生まれた如来の化身が明王。仏法を護る仏の天は、インドの神がルーツになっているものが多いとか。

 如来は出家後の姿なので質素な身なりをしており、菩薩は出家前(王子のころの釈迦がモデル)なので、基本的にインドの貴族の格好をしているそうだ。こういった違いを知っていると、お寺での「ご本尊」の見方も変わり、新たな発見があるのではないだろうか。





 基礎知識の次は、個々の神社仏閣の紹介ページに入る。

「日本を代表するお寺・神社」「世界文化遺産のお寺・神社」「必見の国宝があるお寺・神社」「秘境と呼ばれるお寺・神社」「景勝が自慢のお寺・神社」「山中に堂塔が点在するお寺」「歴史的価値の高い神社」といった風に、「見どころ」ごとに選抜されているので、自分の目的に合った神社仏閣を探すことができる。

 御朱印ガールでもある私(御朱印帳を持って出かけるのをよく忘れるレベルの初心者)が行きたいのは、古くから崇拝されていた比叡山にある滋賀県延暦寺。都会の中にひっそりとあるお寺もいいけれど、延暦寺のような歴史も長く由緒正しく広大な規模のお寺にも行ってみたい。「根本中堂」は国宝に認定されているそうだ。





 山口県にある赤間神宮にも興味がある。竜宮城のような水天門があるここに祀られているのは、源平合戦で敗れ、壇ノ浦に入水した幼き安徳天皇だという。水天門の由来は「体は水の底でも御霊は天上に」と、海に沈んだ安徳天皇を偲んで名付けられたものだそう。また、小泉八雲の怪談『耳なし芳一』の舞台にもなっている。



 読めばきっと、あなたも行きたい神社やお寺が見つかるはず。これを機に、御朱印帳を買ってみるのもいいかもしれない。持ち歩くのを忘れないように。

文=雨野裾