【結婚・離婚の幸福論】いしだ壱成、2度目の離婚も円満だった!? 離婚後のしあわせを決める理想の別れ方とは?

恋愛・結婚

2017/10/28


 俳優のいしだ壱成さんが二度目の離婚をしたことを発表しました。いしださんは2003年に結婚をした後、2006年に離婚。2014年には11歳年下の女性と再婚をしています。

 離婚報道でいしださんは、「(妻に)ずっと我慢させてしまった。なぜ気づかなかったんだろう」と、反省の言葉を口にしていました。離婚の原因として、いしださんは妻に対して「起床時には、コップ1杯ずつの水と白湯を用意しておくこと」「お風呂の温度は45度に保っておくこと」といった独特なルールを設け、それを強いていたことも話題になりました。

 「一度壊れたものを修復することは、なかなかできなかった」とコメントするいしださんは、一度は夫婦関係の修復をこころみたものの、うまくはいかなかったようです。二人の間に子どもはなく、慰謝料もない、とのことでした。いわゆる「円満離婚」といったところでしょうか。

 ところで、一般的に言って、イメージを大切にしたい芸能人にとって離婚はそれ自体がマイナスのもの。だからこそ、せめて「円満離婚」という体裁をとりたい、ということになるものです。ところが、そもそも離婚とは夫婦のデスマッチ。多くの夫婦は別れることに精魂尽き果てるほどのエネルギーを使うような戦いになります。とくに、夫婦どちらかが「別れたい」と思っていて、もう片方が「別れたくない」と思っている場合は、どうしてもどちらかが不満を抱いたままの状態で相手に歩み寄らなければ離婚は成立しません。さらに、離婚をすることで「自分だけが貧乏クジをひいた」と思っている限り、相手への憎しみの気持ちは消えず、次のステップに進めないことにもなりかねないのです。

 いしださんの場合、前回の離婚の理由も「亭主関白すぎたこと」という話もあるだけに、今回の離婚では、相手に要求することだけではなく、自身が成長することを考える必要があるのかもしれません。

 ちなみに、私が考えるベストな離婚の形も、「お互いに成長するきっかけになる離婚」というものです。離婚をした後も、お互いのことを応援し合って、ピンチのときには相談もできるような関係。恋愛や結婚をしたからこそ、お互いのことを誰よりも理解している大人の関係です。

 そんな理想の離婚をして、その後の関係を築くためには、「別れ方」も重要な要素になります。楽しかったことはもちろん、つらかったことも含めてすべてが「いい経験をさせてもらったことに、感謝」という気持ちになるように、お互いの努力できれいに別れることです。当然のことながら、お金のことでもめないことも大事。慰謝料や養育費が発生する可能性がある場合、お互いが納得できるようきちんと話し合う必要があります。実際、妻から一方的に夫に離婚を切り出したにもかかわらず、夫が妻への不満をこらえて「今までありがとう」と慰謝料を多めに支払った結果、夫の誠意に気づき、復縁した夫婦も実在しています。

 「いろいろあったけれど、やっぱりあの人と結婚してよかったな」と思えることは、お互いのその後に幸せをもたらすものなのです。

文=citrus All About「離婚」ガイド 岡野 あつこ