標的は広辞苑? 「本屋襲撃」に隠された悲しい過去の物語――伊坂幸太郎の代表作『アヒルと鴨のコインロッカー』

文芸・カルチャー

2017/11/12

『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎/東京創元社) 「地上からわずか何センチか浮いているような物語を書ければいいんです」。伊坂幸太郎氏は『このミステリーがすごい! 2004年版』所蔵のインタビューでそう語ったが、それはまさに彼の作風を表した言葉といえるだろう。特に、彼の代表作ともいえる『アヒルと鴨のコインロッカ... 続きを読む