個性的なキャラクター達が織り成す、強く生きる少年達の物語がここに!

小説・エッセイ

2012/2/11

アリス イン サスペンス

ハード : PC/iPhone/iPad 発売元 : 講談社
ジャンル: 購入元:電子文庫パブリ
著者名:桃華舞 価格:540円

※最新の価格はストアでご確認ください。

「なにか楽しいことはないのかな」それが俺たちの口癖だった。親を知らず、物語の舞台となる無法地帯「シークレットガーデン」で生まれ育った14歳の少年ヒツジコ(主人公)には、仲間がいた。見た目美少女のユキノジョウ、家出少年ジャック、シルバーの血を持つ高性能ロボットのハイド。そして、アリス。

孤独を抱え、ときに街に飲み込まれそうになりながら、それでも強く生きる少年たちの物語がここに! 2010年上期ホワイトハート新人賞受賞作登場!!

表紙・挿絵は「Starry☆Sky」のキャラクターデザインでもおなじみの人気イラストレーター、カズアキさん。表紙とタイトルにひとめ惚れし、レビュー第2弾は今作にしました。

本作は無法地帯シークレットガーデンに住む主人公のヒツジコ、ユキノジョウ、ジャック、ハイド、アリスの5人を中心に描かれています。しかしある日、残酷な事件が起こります。その事件が今作のストーリー。中盤の息もつかせぬ心理戦や伏線回収が見どころ。また、ちょっとしたブラック表現等が好きな方にオススメです。

個人的に気に入っているのは、キャラクターが個性豊かで魅力的ということ! 私が気に入っているのは、アリスと、物語中盤に出てくるパシリ。

アリスはおしゃべりで「マジ」が口癖な女の子。初めは純粋で無垢な感じの子だったのですが、主人公たちとちょっと会わなくなったうちに「アリスがいろいろ教えてあげるよ」というほどにビッチ化(笑)していました。そんなアリスに萌えました。ビッチな女の子大好きです、可愛いです。

次にパシリ。常に女の子の人形(名前はレーインさん)を持っている美形くん。でも話をするときは「~~だよね、ね、ね、レーインさん。ねー」みたいな感じでウザイです。けれどもそこが可愛くて愛らしかったです。

美麗なイラストにさくさくと読めるサスペンス物語。読み始めるとすぐに、引き込まれること間違いなしです。


冒頭は問いかけから始まります。あなたは、「このまま時がとまればいいのに」と思ったことはありますか?

「アリス・ブルー」という単語はページの中ほどで出てきます。そして、物語の中心ともなっていく…

過去を振り返る重要なシーン

自分の好みや気分に合わせて、向きを変えて読むのも楽しい