10代を懸命に生きる少女たちの姿を描いた青春小説

小説・エッセイ

2012/2/11

ありふれた風景画

ハード : PC/iPhone/iPad 発売元 : 文藝春秋
ジャンル:小説・エッセイ 購入元:電子文庫パブリ
著者名:あさのあつこ 価格:378円

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高校2年生の瑠璃と、高校3年生の周子。瑠璃にはウリをやっているという噂が、周子にはなにかと特異な噂が流れています。そんな2人の女子高生を中心として、物語は進んでいきます。

2人が初めて顔を合わせたのは、彼女たちが通っている高校の屋上です。ある日瑠璃は学校の屋上に3年生の女生徒に呼び出され、女生徒の彼氏を誘惑したと責められるのですが、そんな瑠璃の前に現れたのが、大きな鴉と周子でした。周子とのかみ合わない会話に当初は困惑していた瑠璃でしたが、すぐに周子の不思議な魅力に心ひかれるようになります。

周子には、鴉や桜と話ができるという能力があるんですけど、周子がバーガーショップで加水さんのことをヤバいと言った時には、本当にドキッとしました。どんなにあがいても運命は変えられないという周子の言葉が頭に引っ掛かって、この先加水さんはどうなってしまうんだろう…と、ドキドキしながら読み進めました。周子が言った通り、加水さんの身には本当に大変なことが起こってしまって。いろいろと考えさせられましたね…。

読み進めていくうちにどんどんと先が気になってしまって、最後まで一気読み。瑠璃と周子はもちろんのこと、彼女たちの周囲にいる人たちも非常に印象に残った作品でした。


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