月収10万円だった4人の子持ちシングルマザーがたった2年で月収1400万円になった「ノートの魔法」シリーズ5(全6回)~ノートには、「事実」と「幻」を分けて書く

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公開日:2017/12/21

『お金の神様に可愛がられる「3行ノート」の魔法』(藤本さきこ/KADOKAWA)

 クリスマスが近づいてきました。いつも以上に華やかに彩られたデパートのショーウィンドウに目をやると、ずっと気になっていた素敵なバッグが! さて、あなたならどうしますか?
 ひとしきり迷った後で「でも、お金がないから買えないよ〜」、こうつぶやいて諦めたことのある人、きっと少なくないはずです。
 でも「お金がない」って、それ、本当に事実でしょうか? あなたの貯金残高より、そのバッグの値段は高いのでしょうか?

 また、クリスマスデートの後に言いそうなこんなセリフ。
「彼がいい車で迎えに来てくれた♪」
「いいホテルに泊まらせてもらった♪」
 これも、本当に事実でしょうか?「いい」って、何でしょう?

「えーと、それは……」と複雑な気持ちになった方にぜひ読んでほしいのが『お金の神様に可愛がられる「3行ノート」の魔法』(藤本さきこ/KADOKAWA)。

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「ない」「いい」というのはあくまでその人基準での思い込みであって、「正しい事実」に言い換えると、こうなるそう。

「お金がない」 → 「財布(口座)に◯◯円ある」
「彼がいい車で迎えに来た」 → 「彼がベンツ(具体的なメーカーや車種)で迎えに来た」。
「いいホテルに泊まった」 → 「リッツ・カールトン(具体的なホテル名)に泊まった」。

 本書ではこのような思い込みを「事実ではないこと」との意味を込めて「幻」と呼んでいます。気持ちや感情、想像や思い込みなどの「変えられるもの」全般を指すそう。

 著者の藤本さきこさんは、人の思考や感情のほとんどは「幻」に左右されている、と語っています。

あなたはどのような幻を、事実にくっつけて世界を見ていますか?
(中略)私はありのままの自分を「明らめる」ために、事実と幻をノートに書き記しながら、整理しています。

 本書で解説されているやり方に従ってありのままの感情をノートにぶつけた後、事実と幻とに分ける作業をしてみると、いかに自分が思い込みだらけの眼鏡で世界を見ていたかに気づくといいます。前回の記事でご紹介した“他人軸の願望”も、思い込みの中に含まれていそうですね。

 冒頭の例で言えば「バッグにこれだけのお金をかけるのはもったいないと思っている私」や「国産車より外国産車をかっこいいと思っている私」に気づくかもしれません。
 これが今の自分の「設定」。そしてこの設定が本当に自分にとって望ましいものかどうかを考え、そうでない場合は理想の「設定」にアップデートしていくのが「設定変更」。ノートを使って行うこの作業の手順について、本書では具体的な例や著者自身のノートを公開しながらじっくりと解説してくれています。

「お金がないから」の言葉で誤魔化しているのは、おそらく“バッグを買う、買わない、という行為”ではなく、“自分の本心と向き合うこと”なのでしょうね……。
 私もこれに気づいてからは、買い物で迷った時に「本当にお金がないの? それとも、値段に見合わないと思っているだけ?」と自分に問いかけるようになりました。

 感情を「事実」と「幻」に分けるだけで、自分の本心に近づけるなんて面白いですし、何より、とっても簡単。みなさんにもおすすめの方法です。

アロマキャンドルのお気に入りの香りに囲まれ、シャンパンを飲みながらリラックスして書くことが秘訣。

文=村上杏菜

藤本さきこ(ふじもとさきこ)

1981年生まれ、青森県出身。株式会社ラデスペリテ 代表取締役。
累計3万人を動員した「宇宙レベルで人生の設定変更セミナー」を主宰する人気講演家。布ナプキンや出産ギフト、ハンドメイド雑貨の店舗「petite la’ deux(プティラドゥ)」を友人と共同創業する。「女性性」を大切にすることをテーマに人生の在り方を追求した結果、実店舗を閉鎖し、ネットショップへと事業形態を変更。2年で年商3億円を超える規模に拡大。現在は、エジプト香油も扱う。2年間で20冊分の「設定変更ノート」を書き続けたことで人生が劇的に好転する。処女作『お金の神様に可愛がられる方法』は発売前重版がかかるベストセラーに。