大雑把・ずぼらでOK! 子育て中でもできる! 30代「普通の主婦」が実践するシンプルおしゃれな暮らし

暮らし

更新日:2017/12/25

 月間878万PVを超えるブログ「◆Keep Life Simple◆ ほんとうに必要な物しか持たない暮らし~インテリアのきろく~」。主婦のyukikoさんが、旦那さんと1歳になる娘、愛犬ルディと暮らしながら、すっきりと片付いた家を保つ方法や工夫が綴られた人気ブログです。おしゃれで整理整頓された部屋は、まるでモデルルームのように生活感がなくきれい。それなのにyukikoさん自身は「ザッパー &ズボラー(大雑把でずぼらな性格)です」というから驚き!

 ブログを1冊にまとめた『ほんとうに必要なものしか持たない暮らし』(yukiko / KADOKAWA)から、yukikoさん流の「家事がラクになる」「気持ちよく暮らす」ためのルールを一部ご紹介。yukikoさんの技を盗んじゃいましょう!

■床や作業台には何も置かない

 床や作業台には何も置かないというルールを徹底。「ものを持ち上げる」というアクションがなくなり、「ついで掃除」がしやすくなるといいます。汚れやすい水回りは特に注意。雑貨類はとにかく引き出しにしまい、お風呂グッズなども床置きせず引っ掛け収納すれば、水垢対策はばっちり。

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・キッチン

(上)キッチンカウンターは、何も置かずにすっきりと。端から端までスーッと一気に拭き掃除できます。(下)作りつけの棚にすべてしまう「隠す収納」を基本に。ホコリが溜まらず掃除がしやすい上、一目で見渡せるようにしまうことで、持っているものの総量が把握できる=ストックの管理がしやすい、モノが増えにくい。もちろん、取り出しやすいんです!

・お風呂

水切れをよくするため、やはり「床置きしない」がマスト。すべて引っ掛けて風通しをよくすることで、ぬるぬる汚れやカビを防ぐことができます。(上)浴室用洗剤、スポンジなどはS字フックに引っ掛け、シャンプー&リンスはステンレスのかごに。(下)お風呂掃除用のバスブーツはホルダーに引っ掛け、洗濯機横の隙間へ。

■新聞や雑誌など「ゴミ」と化すものは家に持ち込まない

 「腰の高さにある棚に書類などを『ちょい置き』してしまうことが、部屋が散らかる原因です」とyukikoさん。郵便物なども持ったその手で「いらないもの・一時保管・ずっと保管」に仕分けるクセをつけたそう。

郵便物は瞬時に仕分けし、「いらないもの」はすぐにゴミ箱へ。壁になじむ白を選んだゴミ箱は、床掃除がしやすいように壁掛け。愛用の「ルンバ」もスイスイ!

「一時保管」は階段下にマグネットでピタッ。冷蔵庫に貼ると生活感が出るのが嫌で、色々と模索した結果、この場所にたどり着いたそう。保険の説明書などの大事な書類は、書類ボックスに入れて保管します。

 ご紹介した内容はほんの一部。本書では他にも「片手で取り出せる引き出しのアイデア収納」「放置するだけ! ズボラー的プチ大掃除」などのアイデアがたっぷり126ページにわたり載っていて、「これをひとつずつ真似していけば、わが家も快適でキレイに…!」とワクワク。

 年末の大掃除を機に、本書を参考にしながら暮らしの見直しをしたら、来年からは気持ちよく過ごせること請け合いです。

文=箕浦 梢