<プレゼントに迷ったらこれ!> 「どうぶつ」「のりもの」…しかけ満載のイラスト図鑑『はっけんずかん』で子どもの心をわしづかみに!

文芸・カルチャー

2017/12/8

『はっけんずかん どうぶつ 改訂版』
『はっけんずかん のりもの 改訂版

 いよいよクリスマス。小さな子どものいる人は、プレゼント選びに頭を悩ませていることだろう。おもちゃやお菓子もいいけれど、できるだけ長く楽しんでもらえるものを贈りたい。もしそう考えているなら、大人気の幼年向け図鑑『はっけんずかん どうぶつ 改訂版』『はっけんずかん のりもの 改訂版』(学研プラス)を候補にしてみてはいかがだろうか。

男の子に人気の新幹線も見開きで大きく!

新幹線の仕組みがまるかわり!

 このシリーズがいかに“子ども受け”がいいか、それは身をもって体験している。去年の冬、2歳だった息子を連れて書店に出かけ、『はっけんずかん どうぶつ 改訂版』を買い与えたのである。うちに帰ってきてページを開くなり、息子はたちまちこの本の虜になった。

イラストのあちこちに仕掛けが! めくると…

動物たちの生態がまるわかり!

 横で見ていて納得。見開きイラストのあちこちに仕掛けがあり、めくると動物たちの生態が分かるようになっているのだが、その展開がハラハラドキドキ、かつユーモラスで面白いのである。草原でチーターが獲物に飛びかかっていたり、カンガルーのおなかから赤ちゃんが顔を出したり、チンパンジーの子が棒で草むらをつついたらヘビが出てきたり。めくった先にいくつもの驚きと発見があって、まさに「はっけんずかん」の名にふさわしい。

 中でも傑作だったのが、アフリカの草原を描いた見開きページ。アフリカゾウのお尻をめくると、盛大におしっことうんちをしている姿が現れる。大人にはショッキングな図柄だが、幼児はこういう展開が大好きなので、笑いながら何度もめくっていた。

 また、しかけページのあとには、写真がいっぱいの図鑑ページもちゃんと用意されている。動物のデータが詳しく掲載されており、図鑑本来の学習目的としてもばっちり。名前や生態が覚えられるので、これから動物園に行くのがさらに楽しくなりそうだ。

 一方、息子にとってこれが初体験となる『のりもの 改訂版』は、新幹線、消防車、ショベルカー、清掃車など、いろいろな乗り物の秘密がぎっしり詰まった男児キラーな内容。これにはまらない乗り物好きはいないだろう。旅客機や豪華客船までバランスよく掲載されており、世界乗り物図鑑としても優れもの。あたたかみのあるイラストも魅力的だし、いろいろな乗り物の写真も満載で、予想通りお気に入りの一冊となった。

子どもも夢中に!

 ストーリーものの絵本を子どもにプレゼントするのは、実は結構難しい。大人と子どもの好みがうまく合致するとは限らないからだ。その点、仕掛けで参加気分が味わえる「はっけんずかん」は子どもの食いつき方が違う! 内容に流行りすたりがないので、卒業したら年下の子に譲れるのも嬉しいポイントだ。クリスマスに限らず、新入学シーズンなどにも贈ってよろこばれる鉄板のプレゼントとして、「はっけんずかん」の名前を覚えておいてほしい。

文=朝宮運河