クリスマスなので日本の色街をご紹介します。彼女なし独身、中堅商社勤務・山下貴大の趣味は「風俗通い」

エンタメ

2017/12/25

『匿名の彼女たち』(五十嵐健三/講談社)

 12月24日はクリスマス・イブ。25日はクリスマス。恋人がいる人は素敵な2日間を過ごせるだろう……しかし……いない人は……(絶望)。

 女性はおしゃれなお店で女子会を開き、みんなで楽しくワイワイできるが……ヤローが数人集まってワイワイしても虚しいだけ……(涙目)。

 24日25日は婚活イベントが盛んに開かれるだろう。女性は優遇されて料金も安く楽しめるが、ヤローは足元を見られて料金も高いし、女性をゲットできるかどうかも分からない……(嗚咽)。

 寂しい……ただ……寂しい……(号泣)。

 もう、もう何も言うまい。『匿名の彼女たち』(五十嵐健三/講談社)より、「クリぼっち」な男性のため、一晩だけのぬくもりを求めて日本の色街をご紹介したい。

■全国5か所の色街をピックアップ

 本作は、中堅商社に勤める30代の冴えない主人公・山下貴大が、出張のついでに日本中の色街を訪れ、そこで出会った「嬢」たちと一晩をともにする物語だ。性描写が描かれているが、どちらかというと、日本中の色街の特色や「風俗嬢」という生態に迫る内容がメイン。こういったことが好きな方は共感できる部分もあるだろうし、新しい色街の発掘に役立てられるかもしれない。ここで本作より全国5か所の色街をピックアップした。

【名古屋】

 愛知県名古屋市は、名古屋駅を中心に名駅・大門・納屋橋・錦・栄と、5つの歓楽街が徒歩圏内にある日本最大級の風俗街だ。大門を中心にソープもあるが、日本一の店舗数と言われるファッションヘルスがなにより有名だそう。

 本作では主人公・山下が知る人ぞ知るアングラスポットを訪れている。マンションまるまる1棟が風俗施設となっている名古屋の裏名所だ。なんでもバブル崩壊でマンションを売るに売れなくなったオーナーたちが賃貸に出したところ、たまたま風営法をクリアしていたため風俗店がこのマンションに飛びつき、「風俗マンション」と化してしまったらしい。ただ、詳しい場所までは書かれていないので、「風俗マンション」が気になる方は自力で探してほしい。

 ちなみに名古屋では「名古屋式」と呼ばれるボッタクリ店も存在するので注意が必要。また、名古屋や東海地方では「ピンサロ」のことを「キャンパブ(キャンパスパブ)」と呼ぶこともあるので、頭に入れておいてほしい。

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