クリスマスなので日本の色街をご紹介します。彼女なし独身、中堅商社勤務・山下貴大の趣味は「風俗通い」

エンタメ

公開日:2017/12/25

■色街で遊ぶときに気をつけたいこと

 クリスマスに一晩のぬくもりを求める準備が整ったところで、ここからは本作より、色街で遊ぶときに気をつけたいことをご紹介したい。寂しい夜にぬくもりを求めに行った結果、とんでもない目に遭って余計に辛い思いをしないようにするためだ。

【覚せい剤に手を出した嬢の見分け方】

 偏見にまみれている風俗だが、これはこれで超ハードな仕事。メンタルを病む女性がいれば、体を壊してしまう女性もいる。そして中にはクスリに手を出す女性も。本作では、覚せい剤に手を出した嬢が登場しており、見分け方をまとめると以下のようになる。

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・異様にテンションが高い
・発汗し、ツンとする体臭を放つ
・腕に湿疹のような痕
・開きっぱなしの瞳孔
・異常に喉が乾く
・本番OK
・情緒不安定

 読者も色街で遊ぶときは、ぜひ気をつけてほしい。個人的ではあるが、この話の最後、店員がクスリに手を出した嬢をクビにする場面で放った言葉が非常にショックだった。

「風俗では女の子は消耗品ですからね~。長く使えば壊れるのは当たり前で……」

 風俗で働く女性たちが、風俗から抜け出せる仕事や社会福祉はないのだろうか。心苦しい場面だった。

【ピンクサロン】

 主人公・山下はピンクサロン(=通称ピンサロ)が苦手だと言い切っている。その理由が3つある。まず1つ目、不衛生だそうだ。法律上、ピンサロは飲食店にあたるので、シャワーの設置が許されていない。そのため行為前はおしぼりで体をふくのだが、汚い部分をおざなりにふくので、どうしても不衛生に感じてしまうという。

 次に、ピンサロ特有の「回転式」サービスが挙げられる。1回の遊びで何人もの嬢と触れ合えるのはいいが、なにせ「回転」しているので、別のおっさん客と触れ合った後に自分の体を触られると、どうにも集中できないそうだ。

 最後に、「地雷」が存在することだ。店内が薄暗いことをいいことに、とんでもない容姿の女性が在籍していることもあるという。……読者がピンサロに行くときは、上記のことを念頭に楽しんできてほしい。

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