「お賽銭はいくらにする?」高いほうがいいorいくらでもいい――二者択一の開運レッスンで願いを叶える人になる!

占い

2017/12/31

『神様に愛されるのはどっち?』(日下由紀恵/大和出版)

 日常の中で、当たり前のように身に付けてしまった習慣や何かを選ぶ時の判断基準。人生に溶け込みすぎて、その選択に疑問を抱かない人も多いことだろう。なぜなら、よほどのことが起こらない限り、特に困ることなく暮らせるからだ。

 年末年始、二年参りや初詣に行く人も多いだろう。なんとなくお参りをしていないだろうか。そんな人にぜひお薦めしたいのが『神様に愛されるのはどっち?』(日下由紀恵/大和出版)だ。それとこれなら、こちらの方を選ぶと運気が上がりますと分かりやすくアプローチ。つい習慣的に決めてしまいがちなことや、いざという時の判断基準に役立つノウハウ本だ。

「幸運はたった一瞬のチョイスで決まる!」という切り口のもと、大人気スピリチュアル心理カウンセラーの著者の日下氏が、開運のためのノウハウを質問形式で教えている。

 12年前、神様と話ができるようになったという著者によると、神様とは、人々が幸せになるためのサポートをしてくれる存在であり、宇宙を統括する大きなエネルギー体だという。その神様の力と繋がるべく、自分の波動を上げることを意識すると、シンクロが起こったり、チャンスや富が舞い込んだりして、運の流れが変わっていくそうだ。

 そのきっかけを作るのが、この本で紹介されている「二択形式の質問」。女性が直面しがちなテーマを盛り込み、「さぁ、あなたはどちら?」と問いかけるというユニークな作りである。この本を読みながら、運気を上げるための開運習慣を身に付けられるよう、レッスンを受ける感覚だ。

 質問は、「邪気を手放す」「縁をつかみ取る」「お金を引き寄せる」「願いを着実に叶える」「神様の波動と繋がる」の5テーマから成る合計32問が用意され、二者択一で答えを選んでいくのだ。まるでゲームのように楽しめて、その次の段階では、「こちらを選んだ方がいいですよ」という、著者による正解が登場する。“なぜ、それが正解なのか”の解説も、スラスラ読める内容ばかり。

「自分なら、どうするか?」「なぜ、それに決めるか?」と一瞬考えて判断するところに、この本の面白さがある。一部の質問をここで紹介しよう。

他人の間違いにカーッとなったら?
□目をつぶる
□指摘してあげる

恋愛がうまくいかないのは?
□元カレの生き霊のせい
□自分が元カレを恨んでいるせい

電車が来ちゃったら?
□猛ダッシュする
□あきらめて次の電車にする

 日常的なことだけでなく、新年にぴったりの「神社の効果的な参拝の仕方」の項目も見逃せない。「神様の波動とつながれる人はどっち?」をテーマに、ここでも二者択一の5つの質問が用意されている。

 「どちらにするとご利益があるんだろう?」と正解が気になる質問ばかりだ。その一部を紹介すると…。

神社のマナーはどこまで正確に行う?
□神様は細かいところまで見ていない
□手水や二礼二拍手一礼など抜かりなく

お賽銭はいくらにする?
□いくらでもいい、1円でもいい
□お賽銭は高いほどいい

おみくじを引いたら凶だった!
□ついつい落ち込んでしまう
□そんなに気にならない

 なじみある習慣という、自分の生活スタイルを変えるには、それなりの理由が必要なものだ。でも、この本を読めば、難なく運気アップのための習慣をインプットできそう。

 少なくとも、今の自分を変えてもっと運を良くしたい人には、当たり前のように願いを叶えていく自分へと近づく知恵を与えてくれる。

文=星野ユリカ