「生まれた日」だけで性格も才能も含めて丸わかり! 魂の背番号「宿命数」が教える最高に人生を輝かせる方法
更新日:2018/3/22
人は、自分だけが持つ「暗号」の意味を知りたがるものだ。誕生日しかり、名前や星座、手相や人相など、自分ならではの「暗号」に注目し、いつの時代もその意味を解き明かそうとしてきた。
その中でも、誕生日がらみの「特定の数」を導き出す占いは、通常、計算をする手間がかかるぶん、良く言えば結果を知るまでのワクワク度が高い。逆に言えば、手間がかかるぶん、面倒くささが先にたってしまう。
例えば、こんなことはなかっただろうか? 雑誌をめくりながらおもしろそうな占いが目に入り、やってみたくなったが、それには何段階かの計算が必要だと分かり、とたんにやる気が失せてしまった——。
そんな手間を一切省いた占いが、『はづき虹映の31日宿命数占い』(はづき虹映/サンクチュアリ出版)。著者は独自の数秘術により、「コワいほど当たる!」と評判になった腕の持ち主。「誕生日占い」シリーズは100万部を超えるミリオンセラーとなり、そのシリーズの最新版が本書である。
宿命数を読み解くこの占いの特徴は、「生まれた日にち」だけで、結果が分かるということ。あまりにシンプルすぎて、一瞬、「えっ!?」と面食らうかもしれない。
一般的に、数を導き出す占いでは何ステップかの計算式を踏むものだが、この本では「日にち」だけで、自分の様々な側面が詳しく分かってしまうのだ。
「生まれた日には、あなたという星を輝かせる暗号が隠されているのです。
その暗号を読み解く鍵は、数字にあります」
「生まれた日は、自分の意志で選び取った魂の背番号だと言ってもいいでしょう」
という著者。
「生まれた日にち」とは「宿命数」を指し、それは過去生から引き継いできた才能を発揮するための魔法のツールであり、「宿命数」の特徴を生かすことが、最高の人生を送るために不可欠であるとさえ言う。
つまりは、この本にのっとって長所を生かしきれば、魔法のようなことが起きますよ、と暗に示唆しているのだ。
特筆すべきは、この本の明快な作り。前書きや後書きはほんの少しで、すぐに本題=31日分の宿命数の解説に入り、そのまま終わる感のあるシンプルさ。持ち運んで使うのにも抵抗感のない程よい厚みでありながら、内容は充実し、バランスよくコンパクトにまとめられている。
本題となる1〜31日それぞれの「宿命数」は、持って生まれた宿命、恋愛・仕事・金運など、10項目以上にわたる分野の特徴を網羅。
メインとなる「持って生まれた宿命」の部分を読むだけでも、性格や傾向、生きる指針など、進むべき方向が見えてくる。人生を振り返り、「なるほど」と思い当たったり、現在と照らし合わせて今後に思いを巡らせてみたりしたくなる内容だ。
それ以外にも、宿命数同士の相性が一目瞭然で示されているため、ムリのない人間関係を築くうえでの目安になる。たとえ、数としての相性が悪くなくても、苦手な人や気になる人がいる場合、その人の宿命数の特徴を知れば、対策がとれるというものだ。
友人や恋人、家族、同僚など、大切な人と気軽に読んで楽しむのにピッタリな本書。自分自身と周囲の人たちへの理解がいっそう深まって、それまで以上に長所が見えてくるだろう。
何より、魂の背番号が最高の人生への手がかりとなるはずだ。
文=星野ユリカ
特集「スゴい! 開運術」カテゴリーの最新記事
今月のダ・ヴィンチ
ダ・ヴィンチ 2024年5月号 私の『名探偵コナン』履歴書/『ダ・ヴィンチ』創刊30周年
特集1 祝・連載30周年! 私の『名探偵コナン』履歴書/特集2 雑誌不況の“荒波”を乗り切れるか!? 『ダ・ヴィンチ』創刊30周年 他...
2024年4月6日発売 価格 850円
人気記事
人気記事をもっとみる
新着記事
今日のオススメ
-
インタビュー・対談
「勉強だけでなく食料支援も」自身の壮絶な貧困体験から設立した「無料塾」。その主宰に聞く、塾の存在意義とこれから【インタビュー】
-
レビュー
男は孤独に弱く、生きる気力を失いおかしくなってしまう? 『死にたいって誰かに話したかった』の著者・新作長編
PR -
レビュー
奇想天外なミステリーを描く桃野雑派の新作。前作で宇宙空間の”無重力首吊り死”を解決した女子高生が、京都での事件に挑む
PR -
インタビュー・対談
麻布競馬場×柿原朋哉×カツセマサヒコ×木爾チレンが描くSNSのちょっといい話。『#ハッシュタグストーリー』【インタビュー前編】
PR -
レビュー
栗山千明でドラマ化「行動心理捜査官」シリーズ完結編。12件の殺人犯 元心療内科医が獄中から放火を手引きした謎を解け
PR
電子書店コミック売上ランキング
-
Amazonコミック売上トップ3
Amazonランキングの続きはこちら -
楽天Koboコミック売上トップ3
楽天ランキングの続きはこちら