○○○と思うだけで勝手に金運アップ!? 開運のプロたちが説くお金の引き寄せ方
更新日:2018/12/7
「引き寄せの法則」という言葉を一度でも耳にしたことのある人は、かなり多いのではないだろうか。『引き寄せの法則(Law of Attraction)』(マイケル・J・ロオジエ:著、石井裕之:監修/講談社)を20歳の時に読んだのは、私の人生の中で大きな経験となった。「波動・潜在意識」のような言葉や「スピリチュアル」を謳う世界に対して抵抗を持つ人は大勢いるし、私も抵抗がまったくないわけではない。しかし、運の流れを自分に「引き寄せる」という行為は、心理学やエネルギー学なんかを突き詰めると、科学的にも解明が可能であるようにも思えてしまう。
「引き寄せ」の例として、“お金”は特にわかりやすいものだと思う。“金運を身につける”と“お金を引き寄せる”は大きな意味においては同義ではないだろうか。14人の開運プロフェッショナルがそれぞれの“お金”を引き寄せる手の内を明かしてくれる本、『一生お金に困らない金運の身につけ方、教えてください!』(強運研究会/KADOKAWA)をご紹介したい。14人の先生たちのメソッドはそれぞれに特色や方向性があり、それでいて“お金を引き寄せる”という点においては共通している。本書に登場する14人の中に自分の感性にマッチする先生が見つかれば、有益な読書になること間違いなしだ。
■「私はもっと受け取っていい」と思えるだけで金運は勝手にアップする——MACO
「お金を手に入れたい」と思っていても、お金が手に入らないのはなぜか。それは、多くの人が自分自身に対して、「お金を受け取っていいよ」「お金持ちになっていいよ」という許可を出せていないからだと説くのがMACOさん。自分自身に対して“受取許可”を出さないと、お金の方が自分を避けて行ってしまうのだという。“受取許可”を出せるようになるための訓練の一環として、「上質とはどんなものか、を経験する」ことが大切だと彼女は述べている。グリーン車に乗る、カフェ感覚でホテルのラウンジを利用する、といったような行為は、「贅沢と感じてしまう物事を、自然に受け入れられるようになるための練習」になるのだ。
■幸せなお金が無限にある宇宙銀行活用法——山富浩司
この世界には「宇宙銀行」という、宇宙一の利回りで、無限の富と豊かさが預金されている夢の銀行が存在すると説くのは山富浩司さん。「何を言っているのだろう?」と疑問に思っても、ぜひ本章を最後まで熟読されたい。きっと、「宇宙銀行」の存在を確かに感じられるようになることだろう。それではどうやったら「宇宙銀行」から富を引き出すことができるのか。まずは「お金への“ネガティブな”思い込みを捨てる」ことだという。「お金儲けは悪いこと」「自分に大金が入るはずがない」といった感情を捨て去り、「愛のエネルギー」であるお金を受け入れることが大切なのだ。DV被害、余命宣告、被災とリストラなど、まさに波乱万丈の人生を乗り越えてきた山富さんが辿り着いた幸せの概念である「宇宙銀行」。非常に示唆に富んだ話が詰まっている。
14人の先生たちが語る“金運”の身につけ方は、実に幅広く実践的である。それぞれの人生経験や研究の成果が詰まった「金運メソッド」を吸収し、2018年を金銭面でも実りのある飛躍の1年にしたいものだ。
文=K(稲)
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