辛い腰痛を改善! 座ったままでもできる超簡単な肋骨体操

健康

2018/2/8

『病院でも整体院でも消えなかった…10万人の体の痛みをついに治した!肋骨メソッド』(己抄呼~Misako~/SBクリエイティブ)

 肩こり、腰痛、ひざの痛みなど、さまざまな身体の不調・不具合を改善するには「肋骨」を動かすことが重要だった!『病院でも整体院でも消えなかった…10万人の体の痛みをついに治した!肋骨メソッド』(己抄呼~Misako~/SBクリエイティブ)。著者であるMisako氏は、健康体操研究家、健康アーティストとして活動中。甲状腺の病気により、身をもって運動のできないつらさを体験した著者が考案した、楽な動きで体の機能を元に戻せる運動が「肋骨体操」である。

 首、肩、腰、股関節、ひざなどの痛みの大きな原因は、胸椎(きょうつい)が動かなくなることにあるという。寝返りをうったり、手を上げたり、振り向いたり、大股で歩いたりという動作は、胸椎が動かないととれない動作なのだそう。実際に動かしてみると「胸椎は体の動きの要」ということがよくわかる。

「胸椎」を動かすために、Misako氏が編み出した「肋骨体操」はとっても簡単!骨や関節にアプローチする体操なので大きな動きは必要ない。筋力、体力がない人でも大丈夫。イスに座る、床に座る、立って行う、の3バージョンのうち、本書で紹介するのはイスバージョンをメインにしたものである。腕を動かして呼吸をするだけ、という簡単なものが多く、毎日の生活に取り入れやすい。

 肋骨体操には500以上の型があり、痛みの部位別にさまざまな方向から胸椎へアプローチできるようになっている。簡単なチェックにより、自分の痛みに合った体操をチョイスできるので、効果もわかりやすい。まずは、万能の型2つを覚え、肋骨を動かす(肋骨を引き上げる、後ろに膨らませやすくする)ことを実感してほしい。

 息を吸って背中に空気を入れようとすれば、自然と肋骨は広がるのだが、筆者の周りでもこれができない人が実はとても多い。いつも浅い呼吸をしていることで、肋骨を動かすことが難しくなっているのだ。慣れてくると、胸椎の動きがよくなり、全身が整う。これにより、肩こり、腰痛、五十肩、股関節まわり、などのさまざまな悩みが解消される。また、呼吸が楽になり酸素をたくさん取り込めるようになることで、代謝が高まり、冷え性改善、認知症の予防にもつながるという。美容面でも、骨格が正しい位置におさまることで、ボディラインが整ううえ、背骨まわりの筋肉が動き始めることで、背中のラインがすっきりしてくるそうだ。

 現在、指導者育成に取り組む著者は、「筋肉ではなく、関節にフォーカスし、骨、関節の機能を徹底的に研究して、解剖学上の裏付けをとった上で作りだした肋骨体操は、頑張らない体操です。運動嫌い、運動音痴の方も気軽に取り組んでほしい」と述べる。痛みがある方はもちろん予防にも効果的、即効性もあるので、ぜひ試してみてほしい。

文=泉ゆりこ