話題の水晶玉子先生が語る「いいことばかり起きる女」になる方法

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更新日:2018/2/18

『いいことばかり起きる女になる!』(水晶玉子/集英社)

「なにかいいことないかな~」なんて、何気なくつぶやいてしまうとき、ありますよね。 “いいことって何?”って聞かれても答えられないのですが、とにかくいいことが起きてほしい! その気持ち、よくわかります。そんなあなたにオススメなのが、『いいことばかり起きる女になる!』(集英社)。著者は、『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2018』がシリーズ累計20万部を突破、テレビやラジオ、女性誌でも今、話題の大人気占術研究家・水晶玉子先生です。

 同書は、占いという枠を超えて“いいことばかりが起きる女”になるための思考法を、水晶玉子先生が伝授してくれる指南書。「時間」や「愛」、「お金」など、多くの人が悩みを抱えているテーマが並ぶなか、第6章「輝いている人の理由」では、凶運気の時期の過ごし方について綴っています。

 四柱推命という中国の占いには、「運気の落ち込む凶運気」を指す「天冲殺」という考え方があります。この天冲殺は、12年に2年、1年に2カ月、12日に2日、必ずめぐってくるとのこと。

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あなたの天冲殺タイプ&天冲殺年は?

【あなたの天冲殺タイプの出し方】
(1)下の早見表で、自分の生まれた年と生まれた月が交わる欄の数字を見つける。
(2)その数に自分の誕生日の数を足す(61以上になった場合は、60を引く)。
(3)その数から、自分の天冲殺タイプと天冲殺年を見つけてください。

(例)1975年3月25日生まれの人の場合表の数は42。誕生日を足して25+42=67。67-60=7 7の人は戌亥天冲殺タイプ。

★ 1~10→戌亥天冲殺 戌年、亥年が天冲殺
☆11~20 →申酉天冲殺  申年、酉年が天冲殺
☆21~30 →午未天冲殺  午年、未年が天冲殺
★31~40 →辰巳天冲殺  辰年、巳年が天冲殺
☆41~50 →寅卯天冲殺 寅年、卯年が天冲殺
★51~60 →子丑天冲殺 子年、丑年が天冲殺

「確かに、自分ではコントロールしにくい時期なのですが、現象としては悪いことばかりが起こるとは限りません。むしろ、今まで、経験したことがないことが経験できたりします。芸能人などでは、天冲殺の時期にブレイクしたり、目立ったりする人はとても多いのです」

 天冲殺という字面だけ見るとなにやら不穏な印象がありますが、悪いことばかりではないようす。水晶玉子先生にいたっては、この時期こそ“輝くチャンス”だと考えているそうです。

「天冲殺は、基本的には運気の変わり目。それまでの運気の枠を取り払い、自由に可能性を試させるように、常ならない状態にその人を置くものです。それで、いつも以上の実力を発揮してしまうこともあるので、私自身はこの時期を、“まるで背中に羽根がはえたような時期”、と表現したりもしています。変わり目だからこそ、輝くのです」

 さらに天冲殺には、その運気が20年続く「大運天冲殺」というものもあり、なんでも、先日引退を発表したミュージシャン・小室哲哉さんが、日本に一大ムーブメントを起こした90年代は、彼にとって、その「大運天冲殺」という、運気の真っ最中だったのだとか。

「天冲殺は、“羽根がはえているような常ならぬ状態”ですから、その運気が終わって、羽根をたたんだ後に、軌道修正は必要です。でも、普段とは違う、その期間に見たこと、生みだしたこと、経験したことは消えません。それを、その後の生き方にどういかすかが大事なのは、どんな運気に出会っても同じことです」

 天冲殺は何をやってもダメな時期ではなく、どんなことでもチャレンジしていい時期なのかもしれません。物事の見方を少し変えるだけで、世界が豊かに感じられますね。

 天冲殺のように専門的なお話はもちろん、大失恋のすえ自殺まで考えた水晶玉子先生を救った出来事や、オススメの“アンチエイジング法”など、さまざまなアドバイスが、この一冊に詰まっています。

「いいこと起きないかな~」とぼんやりしている時間に読むだけで、人生のヒントが得られるかもしれませんよ!

文=丸井カナコ(清談社)

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