彼から嫌われるLINEほど「点とマル」がウザイ

恋愛・結婚

公開日:2018/2/28

『大好きな彼に絶対愛される! 掟やぶりのLINE術』(広中裕介/KADOKAWA)

 この世に「LINE」が登場したのは、2011年。僅か7年前。
 10代の人たちは「LINE」と共に青春を歩んでいるかもしれませんが、アラサー・アラフォー世代にとっては、まだまだ『最近のもの』という印象があるかもしれません。
「LINE」ではなく「メール」とともに生きてきたアラサー・アラフォーのあなた。
「LINE」と「メール」は似て非なるものであることを知っていますか?
 もしかして「LINE」の良さを活かしきれていない…いやむしろ、悪い面を活かしていませんか?

■「点とマル」を使わないことから始めてみよう

「こんばんは。最近暖かいですね。ところで、この間お話に出ていたお店に一度行ってみませんか?ご都合良い日程を教えてくださいね。ではまた。お忙しいところ失礼いたしました。」

 これを読んで、
「うん!丁寧で、イイネ!」と思ったあなた。
 NGです! LINEブス決定です。

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 メール時代なら「丁寧で感じの良い女性だなあ」と思われたかもしれませんが、LINEでは「長い」「重い」「読みづらい」の三重苦です。
 その大きな要因のひとつは「、(点)」と「。(マル)」つまり句読点です。
 この「点とマル」を使わないようにするだけで、文面は一気にあか抜けるのです!
 ちなみに、時候の挨拶も、締めの挨拶も「ところで」という接続詞も必要なし!

 先ほどの文章から、句読点と要らない挨拶を取ってみると…
「こんばんは♪
この間お話ししてたお店、行ってみませんか~^^」
 となります。

 どうですか?
 内容がすっと入ってきますよね。
 最初の文面と比べて、とてもカジュアルで軽やか。
 まるで喋っているような雰囲気じゃないですか?
 そう!LINEで大切なのは「まるで会話のような雰囲気」なのです!

「点とマル」を使うと、文が「作文」や「手紙」のようになってしまいます。
 メールはそれで良かったかもしれませんが、LINEはもっと「軽やかに送る」もの。
「句読点がないと読みにくいんじゃ…?」そんな考えはもう時代遅れです!!

■目指せ! 会話のラリー!!

 メール世代だから、LINEなのに長文になってしまう人。多いのではないでしょうか。
 例文の文章のように、「時候の挨拶」「お伺い」「締めの言葉」などを入れたら、あっという間に長文になってしまいます。
 相手を好きであればあるほど、「丁寧に送らないと」「きちんとしないと」そんな風に思う真面目な女性こそが陥る、長文の罠。
 残念ながら、長文は間違いなく男性に「重い」と思われてしまいます。

 どうしても長くなるときは、
・2~3行ごとに改行するか、1行あける
・2~3行ごとに、何回かに分けて送る
 という工夫を!

 先ほども書きましたが、LINEで大切なのは「まるで会話のような雰囲気」にすること。

「おはよ~♪」
「来週の週末飲みに行こ~♪」

 こんなカジュアルなLINEなら、彼も気軽に返信しやすいですよね。

 メール時代を生きていたあなたは、「1行2行で送信するなんて非常識!」と思っているかもしれませんが、LINEでは1行2行で送信していいんです。
 いやむしろ、その方がいいんです。

 目指すは会話のラリー。
 ポンポンポン!と彼と「会話のラリー」を続けられるように、文は短く! 軽やかに!

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■恥ずかしくたって…彼の名前を呼ぼう!

 この間知り合った彼がちょっと気になる。勇気を振り絞ってLINEを送ろう…!!

 さて、そんなあなたに質問です。
「彼の名前、呼びましたか?」

 緊張している時、相手との距離がある時、人は相手の名前を呼ばない(呼べない)ものだと思います。LINEも同じ。
 知り合ったばかりの彼。しかも気になっている彼。
 緊張しているからこそ用件だけを送りがちだけど、それって相手からしたらちょっと失礼。

 仲良しの友達には「◯◯ちゃん!今度ご飯行こ~♪」て感じで、気軽に名前を呼びますよね。
 同じように彼の名前も呼びましょう。
と言っても、いきなり呼び捨てはだめ!
 飲み会で決めた「あだ名」なんかでもいいかもしれません(本人が嫌がってなければね!)。
 名前を呼ぶことで「あなたに向けて話していますよ」という認識が生まれます。

 それに、名前を呼ばれるのってちょっと嬉しかったり、ドキっ♡としたりします。
 最初はちょっと緊張するかもしれないけど、彼の名前呼んでいきましょう!

文=オカダトモコ

<プロフィール>
広中裕介(ひろなか ゆうすけ)

1980年生まれ。女友達の恋愛相談にのるなかで独自の恋愛観から悩みの核心をつくアドバイスが好評をはくし、口コミを中心に支持をうける。恋愛に悩む女性を主な対象に、恋愛での考えを通して、今までの自分を見つめなおせる場として、講座・セミナーを全国で展開中。
著書に『既読スルーされた数だけ幸せになれる』(KADOKAWA)がある。
公式ブログ:「恋愛の学校 Love.t.Academy 広中ゆ〜すけ 愛する人の世界で一番可愛い女になる♪」https://ameblo.jp/wabisabi-y/