「口説きやすい」女子のタイプって?

恋愛・結婚

公開日:2018/2/27

『すぐにヤラせてくれる女、絶対にヤラせてくれない女 5秒でわかるコスパ最強の心理法則』(内藤誼人/廣済堂出版)

「遊園地に行ったらジェットコースター、あるいはお化け屋敷に行って“吊り橋効果”を実践すべし」

「対面する相手と同じ行動をして“ミラーリング効果”を狙え!」

 などなど、世の中には心理学を使った恋愛テクニックが数多く存在する。一度は聞いたことがあるし、使ったことがあるという男性もいるだろう。私は自称・心理学マニア。なので、いいなと思う女性には心理学に則したテクニックを使うようにしている。

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 さて、ここからが本題。上記で述べたテクニックは少しずつ、いわばじわじわと相手に好意を持ってもらい、お付き合いに発展できたら…というもの。しかし、男子たるもの「一夜限りの関係」を一度は夢見てしまうものだ!(個人差があります)

 そんな「一夜限りの関係」にこぎつけたい男性諸君にこんな本を紹介したい。『すぐにヤラせてくれる女、絶対にヤラせてくれない女 5秒でわかるコスパ最強の心理法則』(内藤誼人/廣済堂出版)だ。

 なんとも直球なタイトル。だが、本書は、心理学や実験・アンケート結果に基づいた、誰でも実践可能なテクニックが紹介されているという点で、ナンパ師などが著した経験に根差したテクニック本とは一線を画す。本稿では、本書に掲載されている心理テクニックをいくつか紹介したい。

■出会ってすぐに「愛している」と言え

シドニーのケープ・ブレトン大学のウィリアム・マーサーは「愛していない人とのセックスをしてどう思うか」と質問したとき、「イヤな気持ちになる」と答えたのは男性のわずか11%であったのに、女性は57%であることを明らかにしている。

 もし、「愛していない人とのセックスはイヤな気持ちになる」と答える男性が多ければ、風俗産業は成り立たない。だからこそ、当然といえば当然。

 この心理をどうやって生かすか。それは男性が女性に「愛している」と言えばいいというのだ。もちろん一回だけではない。繰り返し何度も伝える。一回だけでは、冗談と捉えられてしまう。だが、1時間に10回も繰り返せば「本当に愛してくれているのかも…」と一種の催眠状態にかかるという。

 加えて、人は“好意の返報性”という心理がある。男性から愛されていると感じれば、自然とそれを相手に返す。そうなれば「あなたと一夜を共にしても別に構わない」と思ってくれるかもしれないのだ。

■「いつもより多く肌を露出させている女性」は口説きやすい

 女性は排卵期になると、なぜかムラムラしてくるそう。つまり、その時期を狙えば自然と成功率がアップするという。「いやいや、見てわかったら苦労しないよ…」というそこのあなた、大丈夫だ!

カリフォルニア大学ロサンゼルス校のマーティ・ハセルトンによると、女性は、排卵期になると、より多くの肌を見せるファッションを選びたくなるらしい。普段はパンツルックなのに、なぜかスカートをはくようになったりするというのだ。

 他にも「普段はメイクが薄い子が少し濃くなった」という変化も見られるそう。気になる女の子がいれば、何気なく服装やメイクを見てみるといいかもしれない。そこで、いつもと違うことに気づければ、チャンス到来だ。ただし、あまり見過ぎて気持ち悪がられないようにご注意を。

■一線を越えやすいのは「見た目重視」の女の子

 好きなタイプは優しい人(ただしイケメンに限る)。

「限るなっ!」と涙ながらに訴えたいところである。そして「どうせ、オレはイケメンじゃないから、あきらめるしかない」と考えがちだ。だが、実は、見た目重視系女子は狙い目なのだとか。

ニューヨーク州立大学のスーザン・リーラは127名の大学生を調査し、恋に落ちるのが早い人と、なかなか恋に落ちない人を分類する一方で、性格と外見のどちらを重視するのかも調べてみた。すると、恋に落ちるのが遅い女性ほど、男性に求めるものが「性格」であり、32%が性格と挙げた。恋に落ちるのが早い女性の場合、「性格」を挙げたのは14%である。

「いやいや、外見を重視されたら勝ち目がないんです」と嘆く同志に朗報。著者曰く見た目を磨くのは簡単だという。ある程度オシャレに気を付けていれば、イケメンっぽく見えるそう。限度はあるだろうが、確かにテレビや雑誌で出てくる「イケメン○○」や「美人すぎる○○」なども、よくよく見れば怪しいイケメンや美人がいるもの。

 つまり、“雰囲気イケメン”ならば努力次第でなれるということだ。さぁ、みんな! 早速美容院へ行き、イケてるお店で清潔感のある服を買おうじゃないか!

 他にも数多くのテクニックが掲載されている本書。本稿で紹介するのはここまでにしよう。男性諸君、これらのテクニック、絶対に悪用してはいけないぞ。

文=冴島友貴