メッセージの裏で揺れ動く男女の心理とは? 「LINEの答えあわせ」が書籍化

恋愛・結婚

2018/3/21

『LINEの答えあわせ 男と女の勘違い』(東京カレンダー/宝島社)

 現代はコミュニケーションツールが多くなったせいで、人間関係の悩みが増えるのも困りものだ。便利で使いやすいツールほど、ふつうの人間関係ばかりでなく恋愛の足かせになる。コマメな連絡をするほど人間性があからさまになり、隠そうとしていた正体がバレてしまう。

 出会いを求める男女が交換するのはもちろんLINEだ。LINEで一番困るのは「既読スルー」、読んでいるのに返事が来ない場合だ。なぜ読んでいるのに返事が来ないのか。その謎を解明してくれるのが『LINEの答えあわせ 男と女の勘違い』(東京カレンダー/宝島社)である。男側と女側の本音を公開しながら、ショートストーリー形式で男女のすれ違いを綴る1冊だ。

■「既読スルー」には実はこんな本音が隠されていた!

 気になる相手のLINE交換をしてからが勝負! モテる男女のフリー期間は短いので、なんとかして口説き落としたい。やっとLINEがつながっても、そこから社交辞令と本音を読み分ける難題が待っている。いくらコミュニケーション能力が高くても、メッセージは別物。まず誘い上手、メッセージ上手にならないとダメなのだ。

 本書では出会ったばかりの男女のやりとりをストーリー仕立てで見せてくれ、読みものとしてもおもしろい。わかりにくい男女のすれ違いをQA方式で解説。最後は実際のLINE風画面で確認できる丁寧な作り。恋愛コミュニケーションが苦手な男女でもその会話展開が理解しやすい。

「なぜ既読スルーなの?」という疑問にも「○○に不満だから」という解答があれば理解できる。恋愛の波を乗りこなすためにもまずはメッセージの初歩技術を学ぶべきなのだ。本書はそれには最適なLINE教本であることは間違いない。

■モテる女子を制するには、まず相手を知ることから

 そもそも恋愛能力が高ければ誰もLINEで悩みもしないだろう。メッセージを深読みする男と女の勘違いや社交辞令に期待しすぎたために起こる誤解の数々…。とにかくしつこかったり意味がなかったりするのはNGなのは言うまでもない。本書のQAには「モテる女子には、1日何人の男性からLINEが来ると思っていますか?」という設問がある。まずモテる女子のLINE事情を理解しておくことが必要だ。敵を制するにはまず敵を知ることだ。まだ知り合い程度なのに距離感が妙に近すぎたり、スタンプばかりでごまかそうとしても、LINE上手にはわかってしまうのがオチ。そんなことなら最初から遠慮せず本音で自爆したほうがずっとマシだろう。

 けれどもどうにかしてうまくいかせたいのが恋愛初期というもの。そんな気持ちを安心させるのが本書。メッセージの裏で揺れ動く男女の心理を理解すれば次のデートにつなげられるかもしれない。

文=中島ホタテ