食べないダイエットの落とし穴。ぷりっとセクシーな美尻を作る自宅トレーニング!~筋トレ女子のおすすめ筋トレその2

健康・美容

公開日:2018/3/25

 SNSでもトレーニングで鍛えた美しい体を公開する筋トレ女子。そんな“筋トレ女子”たちの普段のトレーニングと食生活をまとめた『みんなの筋トレ&ごはん』(KADOKAWA)では、食べないダイエットから見事に脱出できた美女たちがその秘密を公開! 本書に出演する、栗原ジャスティーンさんにダイエットの呪縛からの逃れ方を伺いました。

■「細いだけ」の体から10kg増量。メリハリボディは筋肉が作る!

▲パンと張った太ももが自慢!という栗原ジャスティーンさん

「筋トレを始める前はとにかく『細い体』でいることが大切でした。やせればやせただけ、周りの人が『細いね』って褒めてくれたんです」

 筋トレ女子としても人気の栗原ジャスティーンさんのInstagramのフォロワーは今や9万人超え。最先端の高強度トレーニングを参考にする女性も多く、まさに“筋トレ女子”の代名詞的存在。でも実は20代で筋トレをはじめるまでは、食べない、我慢するダイエットに苦労していたんだそう。

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「一応ジムには通ってたんですが、今の運動量と比べるとウォーミングアップ程度にもならないくらい。食生活もかなり偏っていて、カロリーをとりたくない一心で食事より甘いものを優先する生活でした。クレープやアイスクリームを食べたあと、さらにスタバのフラペチーノを飲んだり。太らないよう、それ以外の食事は取りませんでした」

■ボディラインを変えたいなら、まずはウェイトトレーニングから

▲(写真左から)2010年、2015年、2016年、2017年

「日本って『ただ細いだけの体』でも褒められますよね。でもその後ボディビルのメッカとして有名なロスのベニスビーチで暮らす機会があって衝撃を受けました。現地の女性は、誰も体を細くしようなんて思っていないんですよ! 女だってビルドアップ目的でトレーニングするのが普通。乳母車を押しながらランニングしている人もいるくらい(笑)。彼女たちはみんな健康的なメリハリ体型で、内側からエネルギーが溢れていました」

 そこから筋トレに目覚め、まずはウェイトトレーニングを中心に、鍛えたい部位を徹底的に鍛えた。今では当時から10kg増量。体重が増えた今のほうが、理想のボディラインに近づいているんだそう。
「筋トレって体が確実に変わるのを実感できるので、楽しいんです。今はムーブメントトレーニングも注目を浴びていますけど、まずはウェイトできちんと体を作ることをおすすめします」

 食生活も改善すると、筋トレの効果が倍増します。

「食べないなんてありえない! 朝・昼・晩と3食しっかり食べる! 今はカロリーはまったく気にしていません。むしろ大切なのは、食べるものの「質」。トレーニングしてると、食べたものがダイレクトに体になるのが実感できるので、お菓子やジャンクフードを自然に食べなくなりました」
 もちろんたんぱく質はしっかりとる。ステーキだったら1食に250〜300g食べることもあるんだそう。

▲調理方法も食材を切って焼くだけ、煮るだけといたってシンプルなほうが、体にいい

■1回でもたれ尻改善! ランジトレーニング

「くびれとかメリハリって、筋肉でしか作れないんですよ。もしこれから筋トレに初めて挑戦するなら、まずは下半身を鍛えるトレーニングがおすすめです。下半身って、筋肉群が大きいので、一番効率がいいし、体の代謝も上がりやすいので、ダイエットにもおすすめです」

 ひとつだけするなら、スクワットかランジ。実際、筋トレ女子の間でも、基本となり人気が高いトレーニングのひとつ。
「腰に手を置いて、両足を肩幅に開いて背筋を伸ばして立ったら(1)、片足を体から2歩ほど前に踏み出し、腰をゆっくりと落とします。落とし切ったら、前方の足のかかとに力を入れて1の状態までゆっくり体を起こすだけ。」

 1日5分でも、1回でもお尻のラインが変わるので、ビフォーアフターを鏡の前で比べながらトライすると励みになるはず!

▲片足ずつ、15回3セットくらいからやってみて

文=服部桃子(アート・サプライ)

●栗原ジャスティーン:くりはら・じゃすてぃーん
1988年生まれ、東京都出身。モデル。ベストボディ・ジャパン2015東京大会グランプリ受賞。運動による健康美を日本に広げる活動をしている。ファッションショー、CM、雑誌等、幅広く活躍中。