「綺麗なオトナ女子」と「残念なオバチャン女子」の違いとは?

暮らし

2018/3/29

『綺麗なオトナ女子と残念なオバチャン女子の習慣』(豊川月乃/日本文芸社)

 銀座のカフェで待ち合わせているときに見かけたステキな女性。完璧なヘアメイクに、適度に流行を取り入れ、バランス良くまとめたファッション、ブランド物のバッグやアクセサリー。そんな出で立ちでコーヒーを飲んでいる姿は、どこから見てもステキ女子! きっとプライベートも充実してるんだろうな……。もうステキを通り越して、筆者にとっては嫌味な存在です。でもそんな風に思うのって私だけじゃないですよね?

 しかし、嫌味に思うのはつまり嫉妬です。本音を言うと、ああなりたい。あんな女性になりたい。代われるものなら代わっていただきたい! そんな歪んだ心を持った筆者を救ってくれたのが、この本『綺麗なオトナ女子と残念なオバチャン女子の習慣』(日本文芸社)。美容作家、モデル、ライフコーチとして活動する豊川月乃さんが監修した一冊です。

 最近は、整形メイク術だったり、引き寄せの法則だったりが、女性の間でブームですが「新たに何かしないと、何とかならない」のって、ぶっちゃけ面倒くさくないですか? そんなことより、手っ取り早く自分を変えたい! ということがこの本には書かれています。新しいメイク道具も、メンタルの入れ替えも必要ありません。ただ毎日の“習慣”を少し変えるだけで、キレイになれるんです。

 習慣を変えるだけって、口で言うのは簡単ですが、ここまで“綺麗なオトナ女子”になるための習慣を落とし込んだ本って、なかなかありませんでした。あっても、「まずは自分の骨格を知ろう!」とか、「まずはパーソナルカラーを診断」みたいな前哨戦のようなものが入っていて「私、これで合ってる……?」という疑問が湧き出て仕方ありませんでした。

 人の習慣は、一人ひとり違うので、自分で当たり前だと思っていることでも、他人にとっては衝撃的なことだったりします。筆者も、オリーブオイルでクレンジングしていることを友人に大層驚かれた経験があります。

 それじゃ、キレイな女性の無意識の習慣ってどんな感じなの? この本の中では、老ける習慣と若返る習慣が、イラスト付きで紹介されています。たとえば、仕事中、キーボードを打つ姿勢をあなたは意識したことがありますか? 足を組んだり、腰がものすごく前に出ていたりしたらアウトです。残念なオバチャン女子真っ逆さま。

 綺麗なオトナ女子はどうしているかというと、背筋をまっすぐに伸ばし、背もたれとの間には背をつけずハンドバッグ一個分の空間を空けて座り、膝は揃えています。実際にやってみると、これが結構しんどい。しかしこれがいいのです。美人への第一歩なのです。

 そして、同僚に話しかけられたときは、ゆっくりと白鳥のような動きで振り向きます。小鳥のようなせわしない動きはダメ。女性を老けさせます。忙しさを表情や、態度で示すのも同様。どんなに忙しくても、余裕のある姿勢を崩さないのが美人。仕事が立て込んでくるとつい、行動が雑になりがちですが、それもあなたを老けさせます。眉間にシワが寄っているなら、顔のマッサージをしてほぐしてあげましょう。

 ほかにも、「週4ハイヒール、週3ローヒール」や、「お風呂の入り方」「待ち時間の使い方」に「通勤バッグの持ち方」など、今すぐにできる習慣がてんこもり。

 この本に書かれているすべて習慣を身につけることができたら、確実に綺麗なオトナ女子になれるはず。とはいえ、さすがにすべてはムリそうなので、できそうなものから、一個ずつトライしていこうと思います。夏までにはきっと綺麗なオトナ女子へと変化してみせます!

文=中村未来(清談社)