職場・義父母・ママ友…めんどくさい“大人の人間関係”を賢く生き抜くコツ

暮らし

公開日:2018/4/3

大人の人間関係

著:
出版社:
日本文芸社
発売日:
『大人の人間関係』(石原壮一郎/日本文芸社)

 大人になると人間関係の幅は広がり、面倒でややこしい人間関係の悩みも増えてくる。職場、家庭、知人など、大人はどうしても切れない縁の中でうまく過ごしていかなければならなくて、つらいと感じることもあるだろう。一筋縄ではいかない大人の人間関係を上手にのりきっていくにはどうすればいいのか? 『大人の人間関係』(石原壮一郎/日本文芸社)では、面倒くさい上司、子育てにいちいち口を出してくる義両親、ママ友グループのいざこざなど、シチュエーション別に面倒な人との付き合い方を紹介している。

 世の中には良くも悪くもいろんな価値観の人がいて、利害や思惑が渦巻き、上下関係というしがらみなんかもあったりして…考えれば考えるほど、人間関係ってなんか面倒くさい。とはいえ、人間関係が全くないのも味気ないもの。厄介な部分はなるべく小さく、もたらされる恩恵や幸せは最大限に大きく―そんな人付き合いをしていくために、念入りに肝に銘じておいてほしい大人としての絶対ルールが4つあると本書の著者である石原壮一郎氏はいう。

■ルール1 いろんなことに完璧を求めない
 完璧にこなそうとする姿勢は素晴らしいことだが、完璧さを過剰に求めると自分や他人を追い詰めてしまうことがある。物忘れやうっかりなど、人間が完璧にできているわけではないのだから、「まあ、いいか」とおおらかに許す気持ちを持っていたい。大人の余裕というやつだ。

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■ルール2 価値観や感じ方の違いを認める
 芸能人の離婚会見で「価値観の違い」なんて言葉がお決まりになるように、考え方や感じ方の違いが人間関係を壊すことがある。価値観が違う相手とは話していてもうまく噛み合わなくて、面倒だなと思うこともあるだろう。価値観が違うことで人間関係に疲れているのなら、自身の考え方を変えるとラクになる。人それぞれに価値観や感じ方があり、全く一緒になることはおそらく少ない。価値観は違うものだと受け入れてしまったほうが、人間関係をスムーズに進めることができるだろう。自分の感覚を基準に他人を否定したり、押し付けたりするような傲慢な姿勢は絶対に避けたい。

■ルール3 不機嫌という暴力を行使しない
 人付き合いをしていくなかで、感情のコントロールはとても大事だ。とくに怒りや不機嫌といった感情は、人間関係を簡単に壊してしまう代物だ。不機嫌な感情を隠さずに、ぶっきらぼうに言葉を返したり、冷たい態度をとったりするのは、大人の対応とはかけ離れている。不機嫌な態度の人がいたら、周りにいる人たちは気を使うし、場の空気は決して良いものとはいえないだろう。不機嫌な態度は自分勝手で無神経な「暴力」と著者は言い表しているのだが、納得せざるを得ない。

■ルール4:自分の人生に覚悟と責任を持つ
 自分の人生に責任と覚悟を持たないと、その責任はいったいどこにいくのだろうか?  時代や運命、人のせいだろうか? 良いことも悪いことも含めて、自分の人生は自分のものと考えて生きていくほうがきっと余計な煩わしさを感じることはない。なるべくいい人生にするために、大人は自分の責任と覚悟で頑張っていきたい。

 どのルールも当たり前に思うかもしれないが、当たり前のことほど忘れがちになっていたりするもの。人付き合いのリスクを減らす大前提のルールとして、改めて肝に銘じておきたい。人間関係に悩む人、これから新たに築く人、美しくも面倒くさい大人の人間関係をストレスフリーに進めるための指南書として本作をオススメしたい。

文=なつめ

この記事で紹介した書籍ほか

大人の人間関係

著:
出版社:
日本文芸社
発売日:
ISBN:
9784537215519