そのモノ、習慣、必要ですか? 心地よく暮らすためのコツ

暮らし

2018/4/4

『すっきり暮らすために 持たないもの、やめたこと』(主婦の友社)

 人気インスタグラマー&ブロガーたちの暮らしの知恵がギュッと詰まった「すっきり暮らす」シリーズから、物との付き合い方について特集した第4弾『すっきり暮らすために 持たないもの、やめたこと』(主婦の友社)が登場しました。

 今回も、DAHLIA★さん(ブログ『シンプルライフ×シンプルスタイル』)や、mayukoさん(ブログ『丁寧な暮らしのルール』)といった人気のインスタグラマー&ブロガー21人による、実例写真付きのアイディアが盛りだくさん。

 本書の中から、実例の一部をご紹介。皆さん、どんな考え方を軸に、どんな物の選び方をしているのでしょうか。そこには他者の目線にこだわらない、自分らしい暮らしの知恵がありました。

■見えない部分に投資と努力をすることで、
物に頼らなくても素敵に装える自分に

 東日本大震災をきっかけに、物への執着を手放したというDAHLIA★さん。かつて、物は自分の自信のなさを埋めてくれるものだったと言いますが、物よりも経験にお金と時間を割くことで、物に頼らない自分を取り戻そうと決めたそうです。

 特に変わったのが服やメイクに対する考え方。

「体型を隠すために洋服を選んでいた時期もありましたが、最近は“着やせ”より“体幹トレーニング”をやっています」

 その分、服より中身を鍛える努力をしているのだそう。メイクも、肌の土台を整えることにお金をかけ、メーキャップ用品は最小限になってきたそう。



■捨てる決断ができない服は、ふせんを貼ってじっくり考える対象に

 フルタイムで働きながら双子の育児に追われるmariさんは、子どもが生まれて物が増えたことがきっかけで、シンプルな暮らしを心がけるようになったと言います。

「『これは消耗品としてワンシーズンで手放そう』『これはメンテナンスして長く使おう』など、物を買うときから捨てることについて考えています。でも、思い出が詰まった服は、なかなか捨てる決断ができないことも」

 そんな服は衣替えのときに【今年着ていない。来年どうするか考える】と書いたふせんを貼って保管するのだとか。次のシーズンまでの間、たまに思い出して考えることで、翌年には手放すかどうか決断できていることが多いと言います。


■大型テレビとカーテンは思い切って処分!
自分のものさしで居心地の良さを考える

 4度めの引っ越しを機に物を減らすことを考え始めたというピーコさん(instagram:sky188)。素敵な家、暮らしやすい部屋を“自分のものさしで”考えたら、大型テレビとカーテンは必要ないという結論に至ったのだとか。

「憧れで購入した大型テレビは、重くて、ホコリも溜まりやすく、結局持てあますことに。そこで思い切って防水プライベート・ビエラ(ポータブルTV)に買い替え。どの部屋でも視聴でき、DVDも観られ、半身浴のおともにするなど使い勝手が良くなりました」

 カーテンも、引っ越しごとにサイズが変わることも多く、賃貸暮らしには合わないということで断捨離。かわりに、布屋のワゴンセールで購入した布を100円ショップのフックでとめて目隠しにしているそう。



 本書に出てくる皆さんに共通しているのは、「自分や家族が」心地よいと感じる部屋づくりのために、考えることや工夫を惜しまないということ。

「他人に素敵と思われたい」という他者目線ではなく、自分や家族の住みよい暮らしを追求した結果、ブログやインスタが共感を呼んでいる21人の工夫やアイディアには、必ず真似したいと思えるものがあるはず。

 また、本書では“もの”にまつわることだけでなく、“家計管理でやめたこと”、“家事ですっきりさせたこと”なども紹介。何かと環境が変わりがちなこの時期、新しい“我が家”に合った工夫やアイディアをぜひ探してみてください。



文=八巻奈緒