その「表情グセ」、ソンしてるかも…デキる男になるための“表情”トレーニング術

ビジネス

2018/4/16

『男は顔が名刺』(Katsuyo/主婦の友社)

 人は見た目が9割とは、よくいわれるフレーズだ。第一印象が大切なのは、ビジネスでもプライベートでも同じ。なかでも顔の表情には、人それぞれの生き様がよく映し出されるものである。

 新生活シーズンには、とりわけ誰かと知り合う機会も多くなる。その先の生活を充実させるため、よりよい人間関係を築きたいと願う男性に読んでもらいたいのが、その名もズバリな一冊『男は顔が名刺』(katsuyo/主婦の友社)である。

 イケメンかそうでないかということではなく、本書のテーマにあるのは人それぞれの「表情」。プライベートの場面やビジネスの場面で役立つ、表情の効果やトレーニング方法を紹介している。

■口角が下がっていると「不満がある」と思われかねない

 人の表情は、日々の習慣によって決まってしまう。例えば、鏡を見たときにどうも自分の口角が下がっていると思う人は「余計なことを考えがちだったり、頭の中がきちんと整理されていない傾向」があるという。

 口角が下がっているというのは、一見、威厳を感じられる表情でもある。ただ、ある程度の年齢を重ねているならまだしも、ともすれば「現状に不満を抱えていると思われやすく、相手の意見に納得がいっていないという印象」を与えることになりかねず、比較的、若いビジネスパーソンにとってはあまり好ましくないともいえる。

 主な原因は、口角にコリができやすくなることだが、日常のちょっとした時間にできるトレーニング方法がある。


 口角を鍛えるために使うのは、両手の人差し指にある第2関節だ。右側なら右手を、左側なら左手を使い、指を押し当てて口角にある溝を開くような意識で、顔をなぞるように指を動かす。自分の顔を見て、口角の上がり方に左右それぞれ違いがあるようなら、下がっている方を中心にトレーニングを行おう。

■目の下のシミやクマは「目元のコリ」が原因

 疲れきった表情の代名詞ともいえるのが、目の下にできるシミやクマだ。徹夜明けにふと自分の顔を鏡で見たら、驚くほどに黒ずんでいたという経験がある人も少なくないはずだ。

 人によっては“何かをやり遂げた末の勲章”のように思えなくもないが、おおかたはやはり「大丈夫?」「疲れてるの?」と心配されがち。目元のトラブルは「精神的ストレスが影響して発生する」と本書では解説しているが、どうであれ健全な状態とはいえない。

 そもそも目元にシミやクマができるのは、身体的には、血流が悪くなるのが主な原因。顔の中でも「特に皮膚が薄い部分なので、目のまわりの血流が悪いと、皮膚の下の血管が黒く透けて見えます」と本書では示されているが、現代では、スマートフォンやパソコンなど、モニターを見つめる時間が長いことも影響しているという。

 対処するには、根本的な原因である目の周りをほぐすのが大切。そのために役立つ目の周りと目尻、まぶたのコリを解消するためのトレーニング方法がある。


 使うのは先ほどと同じく、人差し指の第2関節のみ。初めに、目の周りの骨をなぞるように5ミリ単位で動かし、続いて、目をつぶったまま上まぶたからまゆ毛に向けて指を動かす。最後に、目尻に第2関節を当て、シワを伸ばすように上に向けてこするようにすれば目元のコリを緩和できる。

 体を鍛えることに比べて、顔を鍛えるという大切さはなかなか気づきにくいものである。表情もまた“デキる男”のバロメーターであるため、本書をぜひ、日々の生活に役立ててもらいたい。

文=カネコシュウヘイ