トイレで「幸せ」と言う…オトナ女子のさみしさを即撃退する方法

暮らし

2018/5/17

『オトナ女子のための さみしさくんのトリセツ』(大森篤志/飛鳥新社)

「さみしさ」は、ふとした瞬間に襲ってくる。将来の生活が不安になったり、会社での人間関係がうまくいかなかったり、悩みを相談したい時に、パートナーや友人がいなかったり…私は仕事がうまくいかなかった夜に、孤独感を強く感じることがある。

『オトナ女子のための さみしさくんのトリセツ』(大森篤志/飛鳥新社)は、そんな「さみしさ」との「上手な付き合い方」を教えてくれる1冊だ。

 そもそも、どうして人は「さみしさ」を感じるのだろうか?

 本書によると、「つながりを実感するために必要なアクションをあなたに起こさせる役割」があるそうだ。つまり「さみしさ」はただの悪い感情ではない。あなたの人生をより豊かにするためのエネルギーなのである。

 さて、そんな愛すべき一面もある「さみしさくん」との付き合い方として、本書の一部をご紹介しよう。

■「今記」を書いて、意識を「今」に集中させてみる

「今記」とは、今、自分が感じていることにフォーカスして書く日記のこと。一日の出来事をふり返ったり、未来のことを想像してはいけない。あくまで「今」の感情を書くこと。「意識が今に集中している人の心に、さみしさの入りこめるすき間」はないのだという。今の自分の感情を丁寧に書き出して、「今ここ」にいる自分を意識して生きる練習をすると、さみしさ撃退につながるのだ。

■トイレで「幸せ」と言ってみる

 トイレで用を足す時に、「幸せ」と言葉にしてみよう。人間は誰しも、排泄時に気持ちよさを感じている。スッキリとした気持ちの中、「幸せ」と口にするのは、「幸福度を高めるとても理にかなった方法」なのだという。お金も時間もかからず、手軽に続けられるので、試して損はないはず。周りに人がいる場合、心の中で唱えても効果はあるそうだ。

 こちら、簡単にできることなので早速実践してみた。……一つ言えることは、声は割と大きめの方が気持ちいいということだ。もちろん、公共の場ではなく自宅のトイレでのみ試してほしい(笑)小さな「さみしさ」なんかは、これ一発で吹き飛ぶぐらい、何だか笑えてきて効果は抜群だったように思う。

■丈の短いワンピースに挑戦して、「羞恥心」を感じてみる

 アラサーになると、つい隠してしまいがちな足。膝上丈のスカートは「恥ずかしい」。ましてや太ももなんて出せない…と思うかもしれないけれど、この「恥ずかしい」という気持ちが大切。

「恥ずかしい」と感じるのは、他者の視線を意識しているから。「誰かに見られているという他者との意識的なつながり」を持つことは、「さみしさくん」の存在を忘れられる1つの手段でもある。

 そこで、今のあなたが少し派手に思えるくらいの丈の短いワンピースを着てみよう。普段はしないファッションをするという「変化」を起こすことも、「さみしさくん」の撃退につながるだろう。

「他人の目を気にする」ことは一見マイナスの印象を受けるかもしれない。だが「さみさしさくん」を追い払うためにはとても効果的なのだ。

 普段の生活にすぐ取り入れられる、簡単な方法ばかりではないだろうか? 「できそうなこと」から始めてみてもいいし、ちょっと難しそうなことにチャレンジしてみるのもいいだろう。

「さみしさ」は、誰でも感じるものであり、決してあなたを苦しめるだけのムダな感情ではない。けれど、どうしようもない「さみしさ」に襲われてしまう日が、オトナ女子にはある。「なんか、最近さみしいな」と感じているなら、本書は最高の相談相手になるはずだ。

文=雨野裾