実は、「R-1ぐらんぷり」に出たことがあるんです。それは、神様からのむちゃぶりだった……

生き方

2018/6/3

『僕らの魂が地球に放り込まれた理由』(石田久二/KADOKAWA)

 はじめまして。『僕らの魂が地球に放り込まれた理由』の著者・石田久二(いしだひさつぐ)と申します。2018年5月25日に発売された本書にまつわるサイドストーリーを、これから7回にわたってお伝えしたいと思います。【3/7回目】

 唐突ですが、筆者はピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり」の予選に2回、出場したことがあります(2014年、2015年)。きっかけは経営コンサルタントの知人から「石田さんもR-1でたらよろしいやん。2回戦、行けまっせ!」と言われたこと。その言葉を聞いた瞬間から心の中がザワザワして、その2時間後にはフェイスブックで「来年1月、R-1ぐらんぷりに出ます!」とコミットして後に引けなくしてしまいました。

 なんとか2分間のネタを作り、何度も練習し、本番に挑んだのですが、見事に玉砕。性懲りもなく翌年、2015年にも出場したのですが、前年の失敗を乗り越え、2回戦に進むつもりで東京までの飛行機を予約しました。

 ちなみに「R-1に出ろ」みたいな突然のメッセージを、本書の後半で「神様のムチャブリ」と呼んでいるのですが、ムチャブリによって人は成長するもので、詳しくは本書を最後まで読んでみてくださいね。

 さておき、その2年目のR-1ですが、多くのプロ志望がひしめく中で5人に1人しか予選を通過しないもの、そんなに甘い世界ではありません。ネタもすべりまくりで、結果を見るまでもなく玉砕。ですが、東京で別の予定もいれてしまっていたし、2回戦を見に行くことにしました。予選を通過した強者たちだけにさすがに面白い。前田敦子のモノマネでブレイクしたキンタローなども生で見ることができました。

 ただ、大半は面白いは面白いものの、テレビに出るまでもなく世間的には無名。その中に異才を放つ面白さの芸人がいました。お腹の出た小太りの男性がパンツ1枚で登場。音楽にあわせてポーズを決めるのですが、おっと、ビックリ、全裸に見える。

「安心してください、はいてますよ」と言い、次のネタに入ります。面白いを通り越して驚きですらあった芸人。その日、一番印象に残っていたのですが、後日、R-1決勝戦でテレビで見て二度ビックリ。その年、その芸人は大ブレイクし「安心してください~」は流行語大賞にノミネートされるほど。ご存知と思います、とにかく明るい安村さんです。

 筆者は生で見てしまったことから、この1年、とにかく、とにかく明るい安村さんに注目し、筆者自身も「とにかく明るい」をテーマに生きるほどでした。やっぱり明るい人が好かれるし、明るい方が人生楽しいよねって。

 本書の第3章に登場する神様は不動明王。目次にも「安心してください、はいてますよ」とある通り、ストーリー上のモチーフは言うまでもありません。不動明王はまさに鬼のようなとても怖いお姿をされていますが、その本質は「慈悲に基づいた怒り」であり、愛がベースなのです。その事実を改めて思い出した時、「明王」がなんと「明るい王様」に見えてきたではありませんか!

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 怖い顔をされていますが、不動明王は「とにかく明るい王様」なのかもしれません、という話でした。

石田久二(いしだひさつぐ)
メンタルコーチ、講師、旅人、株式会社アンサー代表取締役。夢実現のライブセッションを主宰。大学卒業後、世界を放浪し、大学院、ニート、契約社員を経て2005年に独立。その前年から始めたブログは14年間毎日更新。「宇宙の法則」の実践により、収入、時間、家族、仲間、健康のすべてを満たしたライフスタイルを実現。2004年より天台修験の導師に師事し、滝行はこれまで1400回以上に及ぶ。魂を揺さぶるエモーショナルな講演スタイルに熱烈な人気を博す。