20年後の自分から届いた手紙の正体とは? デビュー10周年の湊かなえが贈る、絶望と希望の物語『未来』

文芸・カルチャー

2018/6/22

『未来』(湊かなえ/双葉社)  身を寄せ合い、逃げるように夜行バスに乗り込む2人の少女。誰かに追われているのか、それとも何かをしでかしたのか。夜の闇に不穏な息遣いの響きわたる小説『未来』(双葉社)の冒頭は、湊かなえさんの作家生活10周年を飾るにふさわしいが、これまでと少し毛色の違う部分がある。それは少女のにぎりしめて... 続きを読む