犬と猫、どっちがいい?……いや、どっちもたまらん! 癒やし度がハンパなさすぎる、いま話題沸騰の犬猫エッセイマンガ!

マンガ

更新日:2018/7/9

『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』(松本ひで吉/講談社)

 我が道をいく猫と、人にフレンドリーな犬。「あなたは猫派? それとも犬派?」と聞かれると、ついつい猫好きも犬好きもエキサイトしてしまうもの…だが、この漫画を読めば、「どっちがいい、ではなくて、どっちもいい!」ときっと思うに違いない。

『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』(松本ひで吉/講談社)に登場するのはとにかく天真爛漫な犬くんと、いつも魔王のように不敵で凶暴ながら愛らしい猫さま。本書はそんな2匹との暮らしを描いたエッセイコミックなのだが、猫飼いさんも犬飼いさんも身に覚えのある日常風景を描きつつ、しっかり犬と猫の反応の違いが描かれているのが絶妙の味わい。思わず笑ったりホロリとしたり、猫好きも犬好きも「なんだ~。犬(猫)もかわいいやつじゃん~」と思わずにいられない。

 たとえば就寝時間。居間の電気を消すとうれしそうに飼い主について布団に入ってくるのが犬くんならば、ここからは「オレの時間」とばかりに人のいない部屋で暴れまくるのが猫さま。

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(C)松本ひで吉/講談社

 あるいは「そこはのっちゃダメ!」と言われればなんでも素直に従う犬くんだが、一方の猫さまは「禁じられた場所ほど愉快」と動じず、かなり図太い。

(C)松本ひで吉/講談社

 飼い主が悲しみにくれているときには、思いっきり笑顔にしようとポジティブな犬くんと、それとなく心配する猫さまと、それぞれがそれぞれのやり方で思いやってくれるのだ。

(C)松本ひで吉/講談社

 モデルとなっているのは作者である松本ひで吉さんが実際に飼っているトイプードルとブチネコで、同い年のオス同士とのこと。作者が体験したエピソードの数々は、飼い主ならではの「あるある」の連続でついつい笑ってしまうのだが、それが犬と猫のダブルでくるのだからたまらない。驚いて笑ってホロっとして、とにかくどっちもかわいすぎる! と悶絶。

 ちなみにこの作品、元はツイッターの人気連載なので、すでに知っていたという方もいるのではないだろうか。6月13日に発売されると即大重版、売り切れ書店続出と、その反響の大きさから本作の注目度の高さがうかがえる。ちなみに今回の単行本化にあたり、描きおろしエピソードが多数加えられている。こんな幸せな犬猫ライフを見ていると、そのうち松本さんのような「犬猫どっちも!」派が増えてくるのかも!?

 なお講談社とpixivが共同開発した、2分で読めるマンガアプリ「Palcy(パルシィ)」でも限定連載されている。アプリ自体の本格スタートはこの夏からだが、現在はプレリリース版を公開中! いち早く試せる今のうちにダウンロードして、本作を楽しみつつネクストブレイク作品を見つけてみるのもおすすめだ。

palcy(パルシィ):https://palcy.jp/

文=荒井理恵

この記事で紹介した書籍ほか

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい(1) (ワイドKC)

著:
出版社:
講談社
発売日:
ISBN:
9784065117750