【連載】老後資金「1億円」時代! 資産をつくるたった3つだけの方法 第3回

暮らし

2018/6/27

 人生100年時代。よく言われるのが「退職後のセカンドライフのために、60歳までに1億円」というフレーズ。お金が貯まらないまま定年を迎えたら、老後に資金ショートしてしまう⁉ 「お金を働きに出しましょう」という、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんのアドバイスをまとめてみた。


◆老後に1億円、本当に必要?

 1カ月の生活費が30万円として、60歳で退職して90歳まで生きるとすると、やはり30年間で1億円超かかります。でも、心を落ち着けてください! 定年退職と同時に「1億円を出してください」と言われるわけではありません。受け取れるはずの退職金や公的年金、すでに準備している個人年金、貯金を続けたら貯まるお金を試算してみましょう。「使う予定のお金」から「受け取れるであろうお金」を引けば、これから定年までに準備するべきお金がわかります。

◆資産をつくる方法は3つだけ

・稼いで収入をふやす
・節約して支出を減らす
・お金を運用してふやす

 この3つしか、資産をつくる方法はないといわれます。ただ収入をふやすのにも、支出を削るのにも限界があります。そこで最近注目されているのが投資。2018年1月からスタートした「つみたてNISA」を知っていますか? 手数料の低さなど、金融庁が定めた条件をクリアした、長期投資向けの投資信託が厳選されていて、初心者にも始めやすい投資です。

◆時間を味方につける長期運用で、じっくりふやす

 投資というと、ギャンブルのように感じたり、売り買いのタイミングもむずかしそうに思えたりするかもしれません。初めての投資に失敗しにくくなるポイントは3つあります。

・長期投資(すぐに結果を求めない)
・積立投資(平均をねらう)
・分散投資(リスクを分散する)

 定期的に決まった額を買いつけ、20年にわたって非課税で運用できる「つみたてNISA」は、資産形成に身近な選択肢といえるでしょう。45歳を過ぎていて、60歳まで引き出さなくていい資金があればiDeCO(個人型の確定拠出年金)も比較検討を。


「ベスト」を追い求めすぎて、何も始められていない人は多い。ただ、老後は待ったなし。2018年6月15日(金)に発売された『ほったらかしでもなぜか貯まる!』(主婦の友社)には、自動で貯めて、自動でふやす、風呂内亜矢さんが伝えたい資産運用の基本が凝縮されている。