そのアイライン、逆に目を小さく見せているかも…より引き立つ描き方って?

健康・美容

公開日:2018/6/26

『完全ビジュアル版 テクニックさえ身につければ、「キレイ」はもっと引き出せる 年代・流行・場所を問わない「一生モノの好感度メイク」』(長井かおり/講談社)

 自分の外見に自信が持てないとつい、濃いメイクでコンプレックスをカバーしてしまいたくなる。しかし、本当にキレイになりたいのであれば、力の入れどころと抜きどころを考えたメイクをすることが大切なのだと『完全ビジュアル版 テクニックさえ身につければ、「キレイ」はもっと引き出せる 年代・流行・場所を問わない「一生モノの好感度メイク」』(長井かおり/講談社)は教えてくれる。

 本書にはパーツ別のメイク写真が多く掲載されており、男女ともに好感を得られる“アプリコットメイク”ができるようになる。さらに、メイクアップアーティストである著者・長井かおり氏が実際に使用しているスキンケア用品やコスメも知れるので、メイクに詳しくない方でも真似がしやすい。では、世の中の大人女子は一体どんなメイクをすれば、よりキレイになれるのかをご紹介していこう。

■肌を120%美しく見せるファンデーションの塗り方

 肌は年齢が一番表れやすい部分だが、ファンデーションの塗り方を意識するだけでも格段に美しくなる。長井氏によれば、ファンデーションは目頭の下から頬の高い位置を経由したこめかみまでにたっぷりのせるのがポイントなのだそう。長井氏ははここを肌作りとして、一番攻めるべき「美肌ゾーン」と呼ぶ。


 シミ、シワ、クマなどトラブルが多い美肌ゾーンだけは躊躇せずにファンデーションをがっつりのせることが重要だ。ファンデーションは効果がしっかりと実感できるよう、のびのいいものを選ぶとよいのだそう。

 たっぷりとのせたファンデーションは手やブラシではなく、スポンジで丁寧に広げていく。



 美肌ゾーン以外の他のエリアはスポンジについたファンデで適当にカバーし手を抜いていいと長井氏は語る。

 メリハリ感があるため、長井氏の美肌メイクは盛りすぎて見えない。目元は年齢を感じさせやすい部分だが、肌をしっかりとカバーできれば-5歳も夢ではないだろう。

■「塩パウダー」と「砂糖パウダー」を使いこなそう

 長井氏は「塩パウダー」と「砂糖パウダー」を使いこなしたメイクを提案している。「塩パウダー」とは、皮脂崩れを抑えるために使用するルーセントパウダーのことで、「砂糖パウダー」とは、肌にツヤや潤いを生み出してくれるミネラルパウダーのことだ。これらのパウダーは働きが違うので、2種類ともを使いこなすことで崩れにくいツヤ肌が作れるようになるのだそう。こうしたパウダーをうまく使い分けるためのコツは、のせる位置を分けることだ。


 パーツごとに適したカバーをしてあげれば、メイクの仕上がりはさらによくなる。

 そして、より効果的に使用するには位置だけでなく、のせ方にも変化を与えるとよい。例えば、「塩パウダー」はパフにもみこみながら置くようにのせていく。



 それに対し、「砂糖パウダー」はブラシにつけながら肌にのせていくのがおすすめだ。





 各パウダーのよさを引き立たせ、相乗効果を生み出してくれる長井氏のメイク術には目から鱗なプロのテクがつまっているので、ぜひ実践してみてほしい。

■アイラインは目の形によって変えよう

 本書は「アイラインは一本の線で描くもの」という常識も覆してくれる。長井氏は点を打つことで目を大きく見せてほしいと語っており、まつげの下側からアイラインを引くことを勧めている。


 線状のアイラインは目の輪郭がはっきりと際立ってしまうため、逆にデカ目効果が得られにくい。そして同じように、粘膜にアイラインを引くのも目を小さく見せてしまう、間違ったメイクテクであるのだそう。こうしたメイクの間違いは自分ではなかなか気づけないため、プロ目線の指摘が聞けることが嬉しく感じられる。

 また、目の形はひとりひとり違うため、自分に似合うアイラインを見つけ出すことも大切になる。

 このように本書には、ひとりひとりの魅力を引き出す術がたくさんつまっている。「自分の顔や年齢に自信が持てない…」そんな方こそ、ぜひ長井氏のメイク術で自分の中に眠っている美しさを目覚めさせてみてほしい。

文=古川諭香