ラクして、今すぐやせたい人必見! 糖質オフの進化形「卵やせ」

健康・美容

2018/7/27


 いよいよ夏休みに突入。猛暑が続く中、海にプールにと繰り出す人も多いことだろう。そんな中、あと来月までにあと2キロやせたい、いや、来週までにぽっこりお腹をどうにかしたい! 短期決戦のダイエットに大きな効果があるといわれているのが、糖質オフダイエットだ。
 そこで、糖質オフ食品の代表選手「卵」に注目し、さらにラクにできる糖質オフダイエットの進化形ともいえる、やせられる卵料理のレシピが満載の『卵やせ』(主婦の友社)を紹介しよう。

「糖質オフ」はいまやダイエットの常識。
卵はなんと、糖質ほぼゼロ食品!

 糖質オフダイエットとは、簡単にいえば糖質の多い食品(ご飯、パン、めん、お菓子、甘い飲み物)をひかえたダイエットのこと。
 卵の糖質量は、なんと1個当たり0.1g! 糖質がほぼゼロの食品なのだ。
 でもカロリーが高いんじゃないの? という心配はご無用。
 太る・やせるの本当の原因は、糖質!! カロリーではないのだ。
 糖質過多の食生活を改めれば、だれでも無理なくやせることが可能だという。


ブレインケアクリニック院長・今野裕之先生が、医学的に解説

 本書では、「糖質で太るメカニズム」「卵でやせる仕組み」が医学的な視点から、わかりやすく詳しく解説されているが、ごく簡単に言うならば、以下が主な流れ。


 そこで、糖質をほぼゼロ食品である「卵」の出番!
 卵を食生活に上手に活用して、余分な糖質がカット。体内で糖質が余らなければ、脂肪細胞に蓄積されることもなく、太る心配からも解放される。

卵はビタミンC以外の栄養を含む優秀食品。しかも安い!

 また卵には、たんぱく質、脂質、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンD、葉酸、カルシウム、亜鉛、鉄など、ビタミンCと食物繊維以外のほぼすべての栄養素が、バランスよく含まれている。
体重は落ちたけれど、やつれた、肌が荒れた、体力が落ちた…なんていう、不健康ダイエットはもう卒業。やせて、健康に、さらにきれいになるには、ダイエット中も必要な栄養はしっかりとるのが大切。そのために、卵は最適な食品といえそうだ。

 さらに、卵は1パック平均200円前後と価格が安く、最近はコンビニでも取り扱っている店もある。お金がなくても、忙しくても、「卵やせ」なら、今すぐ始められそうだ。


      

暑い、疲れた…。料理をする気がないときこそ、卵! 簡単&早い!

 さて、本書では数多くの卵料理が紹介されているが、卵料理の最大の特徴と言えば、簡単で早くできるということではないだろうか。

 たとえば、卵料理の定番・オムレツやスクランブルエッグは、卵をといて、フライパンに流せば、1~2分で完成! 
 暑い日が続いてキッチンに立ちたくない、疲れて料理がおっくうというときも、卵料理なら作れるのではないだろうか。

 本書には、料理初心者でもできるよう、プロセスつきで、オムレツ、スクランブルエッグの作り方が掲載。また、具材を加えたアレンジバージョンもあって毎日あきずに楽しめそうだ。


納豆入りオムレツ  糖質量3.3g

いつものメニューがぐんと糖質オフに。卵をご飯がわり活用!

 糖質オフでやせたいけれど、いざやってみると、ご飯やパスタなどが我慢できない。そんな人も多いはず。そこで、またまた卵の登場。
 カレーやマーボ豆腐など、ご飯とセットというメニュー。糖質オフではタブーとされてきた料理ではあるが、このご飯を、オムレツやスクランブルエッグに置き換えてみよう。
 すると、ごはん1杯(150g)糖質量55gに対して、オムレツ(卵3個・150g)の糖質量は0.4g。なんと、糖質1/100以下!! しかもご飯よりも食べ応えがあり、お腹も満足。
 絶対やみつきになるはず!!

バターチキンカレー&オムレツ  糖質量9.2g

「卵って1日以上食べていいの?」
「はい、大丈夫。食事でコレステロールは上がらない」

 ところで、「卵は1日1個までにしないとコレステロール値が上がる」。こんな話を聞いたことがあるのではないだろうか。たしかに、卵はコレステロールを多く含む食品だ。
 しかし近年、コレステロールの多い食品を食べても、血中コレステロール値に影響がないということがわかってきた。厚生労働省は、2015年日本人の食事摂取基準からコレステロールの上限値を撤廃。その理由は、食事からのコレステロールの摂取量と、動脈硬化、心臓病、脳卒中などの疾患との関連が認められないから。つまり、食物のコレステロールが高いからといって、血中のコレステロール値が高くなるわけではないということだ。


やせるだけじゃない!
自律神経やメンタルの乱れは食事が原因。卵は食事の改善に効果大!

 さて、最後に、「卵やせ」のすごい効果をひとつご紹介しよう。本書の監修・ブレインクリニック今野裕之先生によると、「卵やせ」でダイエットすることで、やせる、きれいになるだけでなく、心の不調にも効果が期待できるという。

 今野先生によると、「感情の起伏が激しい、イライラする、不安感などの心の波は、糖質過多の食事によって、血糖値が乱高下するのに影響されている場合が多い」とのこと。
 この心の荒波をおだやかにするには、食事がとても大切。まずは、糖質のとり過ぎに気をつけ、血糖値の乱高下を抑える。
 次に、たんぱく質をしっかりとること。たんぱく質は筋肉や肌を作るだけでなく、血液やホルモン、消化酵素、神経伝達物質などにまで影響する栄養素。たんぱく質で体の根幹がととのうことで、心も自然と元気になっていくのだという。

 卵は、糖質が低く、しかもたんぱく質が豊富な食品。この夏は、「卵やせ」で健康的にやせてきれいに、そして心も元気にを目指そう!

写真=大井一範
文=杉岾伸香