「いい恋愛」にするために知っておきたいこと――Twitterで大人気のいい女.botが教える“いい女”と“いい男”の条件

恋愛・結婚

公開日:2018/8/5

『いい女.love いい恋愛をするたったひとつの条件』(いい女.bot/ダイヤモンド社)

 大好きなパートナーには自分の気持ちを分かっていてもらいたいものだが、うまく気持ちを伝えられず、些細な言動の食い違いからすれ違いが生じてしまうことも多い。しかし、そんな恋愛の悩みは“いい女”や“いい男”を目指しながら、男女というパズルをうまくはめこんでいくことで解決できる。そう力説しているのがTwitter上で31万人ものフォロワーに支持されている「いい女.bot(@ionnnabot)」だ。

 この度発売された新刊『いい女.love いい恋愛をするたったひとつの条件』(いい女.bot/ダイヤモンド社)には、いい女やいい男の行動習慣が分かりやすくまとめられている。そこで本記事では、どうしたら最高の恋愛ができるいい男やいい女になれるのかを詳しくご紹介していきたい。

■いい女は試さず、いい男はためらわない

 彼のことが好きだからこそ、自分の気持ちを素直に伝えられないという女性は多いものだ。特に、自分に自信が持てない方は彼の前でわざと自分を卑下したり、「もうメールしないほうがいいかな?」といったネガティブな言葉を投げかけてしまったりすることもあるだろう。しかし、こうした試し行為が続くと、彼にうんざりされ、恋愛が終わってしまうこともある。

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 そんな想いを繰り返してしまう方は、思い切って自分の気持ちを伝えられるいい女になってみよう。例えば、喧嘩をしたときに「私のこと、どう思っているの?」という言葉を投げかけるのが癖になっている場合は、まず自分がどうしてそんな気持ちになってしまうのかを振り返り、本当に伝えたい気持ちは何なのか考えてみよう。彼を問いただしたくなる気持ちの根底にはきっと「彼からもっと愛されたい」「不安だから、安心させてほしい」という想いがあるはずだ。

 こうした気持ちに気づけたら、責めるような言い方ではなく、「大切だって言ってほしいの。その一言があれば落ち着くから!」という言葉を彼に投げかけてみよう。いい女になるには、男を試さず、素直な言葉で具体的な解決策を提示してあげることも重要なのだ。

 そして、男性側は彼女から「私のこと、どう思っているの?」と聞かれたときこそ、ためらわない姿勢を貫いてみよう。女性からの愛情確認は面倒に感じられてしまうこともあるが、「もちろん大切だよ、不安にさせてごめんね」という一言が伝えられたら、2人の関係はさらによいものになっていくはずだ。

 男女は受け取り方や感じ方に違いがあるため、心がすれ違ってしまいやすい。しかし、パートナーに対して温かい言葉を掛け合えたら、心の距離も作られなくなる。恋愛は2人で育んでいくものだからこそ、お互いが安心できる言葉を共に見つけていこう。

■いい女はマイペース、いい男はユアペース

「付き合っている彼がなかなかプロポーズをしてくれない」と結婚適齢期の女性は、別れを選んでしまうこともあるだろう。しかし、そんな時は自分らしく生きながら、心の中の想いを彼に提案していくのもよい。

 プロポーズは男性にとって、とても勇気がいる行為であるため、9割以上OKを貰えると分かっていても、なかなか踏ん切りがつかないこともある。そんな男性の心を動かしたいときは、女性側から「絶対断らないから、プロポーズしてね!」と軽いジャブを入れるのもおすすめなのだ。結婚話を進めるときは彼のタイミングを待つことももちろん大切だが、待っているだけの状況が続くときは、女性側からポジティブな言動を起こしていこう。

 そして、男性側はそんな彼女の気持ちに触れたら、女性のペースに合わせて将来を考えてみよう。結婚を意識し始めると男性は「養えるのか不安だ」と感じてしまうこともあるだろう。しかし、女性には出産の適齢があるため、ユアペースな考えで未来を創造していくことも大切になる。責任という二文字はプレッシャーに感じられるかもしれないが、あえて挑戦し、向き合っていくことで男っぷりもあがっていく。挑む勇気を2人が持っていれば、将来を明るく照らしていくことだってできるのだ。

 恋愛指南本は女性向けの内容になっていることが多い。しかし、男女ともに参考にできる行動習慣が盛り込まれた本書は、カップルで読めるため、自分たちの関係を高めていくきっかけにもなってくれるはず。今までと同じ恋愛の過ちを犯したくないと思っている方はぜひ、自分の恋愛力や人間力を本書で養ってみてほしい。

文=古川諭香