あざといまでの大団円! ヤクザが経営する観光ホテルは笑いと涙がいっぱい

小説・エッセイ

2012/3/22

今や安定のヒットメーカーにして大御所作家となった浅田次郎の、初期のエンターテインメントである。笑いと泣かせ、人情とドタバタが隅々までみっちり詰まった娯楽小説。著者のサービス精神がそのまま文字になったかのような楽しさだ。 舞台は奥湯元あじさいホテル、通称プリズンホテル。経営が破綻したリゾートホテルをヤクザが買い取り、経... 続きを読む