英語をやり直すなら…「入試問題集」が“お得”!?

暮らし

公開日:2018/8/31

 夏休みの書店には、学習参考書を吟味する受験生の姿が見られる。青春時代を思い出させられるその背中越しに思わず、「がんばれ」と心の中でつぶやいてしまう。

 さて、かつて学んだはずの英語を、あの受験勉強は何だったのだろうかと思うほど、大人になって忘れてしまった人は多い。

 やり直し英語本が大盛況だが、多くの大人は、学習参考書=受験勉強と思いがち。しかし、実は受験英語こそ、大人のやり直しにぴったりなのかもしれない。

advertisement

 8月25日に発売された、『英語頻出問題ポラリス 1 標準レベル』『英語頻出問題ポラリス 2 応用レベル』(いずれもKADOKAWA)。

 計10万部を突破する英語の問題集「ポラリス」シリーズ。スタディサプリの人気講師・関正生氏による大学入試用の問題集。しかしこれ、入試問題を通じて、頻出の単語や熟語、会話表現、さらに発音からアクセントまで学べる1冊なのだ。

 解説を読むと、

「figure outは“理解する”」
figureは「人影を作る」という意味です(人形の「フィギュア」は「人影をくっきり作る」から生まれました)。
直訳「人影を作って(figure)取り出す(out)」→「人影の形がハッキリわかる」→「理解する」となったわけです。

「call offは“中止する”」
野球の「コールドゲーム」はcoldではなく、calledのこと! 「『もうやめ!』とコールされた(called)試合」と関連させて覚えてください。

 と、そのまま日常で使える英語の勉強になる。さらに、関氏ならではのちょっと役立つTipsも多数。楽しく学べるのも特長だ。

「受験英語は実社会に出たら使えない」なんて、「英語を勉強しない言い訳」でしかないと思わせる。使える英語の宝庫でもあるのだ。

 さらに、「ポラリスシリーズ」は、8月9日に初の作品集を発売したイラストレーター・けーしんが、帯のイラストを担当している。書店では、帯のイラストを目印に探してほしい。

 1日5分、1週間だけでも、この問題集にチャレンジしてみてはいかが?

 きっと、英語に自信が持てる体験になりますよ。