逆流性食道炎に効く食べ物は? あなたの中で奮闘中の器官をキャラ化して解説!

暮らし

2018/10/6

『世界一やさしい! からだ図鑑 キャラで楽しく解剖生理!』(松本佐保姫:監修、あらいぴろよ:マンガ/新星出版社)

 みなさんは、自分の体のことをどれくらい知っていますか? 私たちは、病気の予防、ダイエット、美容など、常に体についていろいろな悩みを持っています。しかし、何をするにしても、体についての正しい知識を身につけておかなくてはなりません。勝手なイメージや間違った知識でダイエットなどをしてしまうと、見込んだはずの効果がなかったり、かえって体を悪くしたりしてしまうことも。そこでおすすめしたいのが『世界一やさしい! からだ図鑑 キャラで楽しく解剖生理!』(松本佐保姫:監修、あらいぴろよ:マンガ/新星出版社)です。本書は、イラストやマンガを交えながら、体の細胞や器官について知ることができる“大人のための図鑑”というべき本。あなたの体の悩みも、本書で解決できるかもしれません。本書の中から少しヒントをご紹介すると――。

■食道:逆流性食道炎にご注意を!

 食道は、私たちが食べたものを蠕動(ぜんどう)運動で胃に運んでくれる筋肉の管です。この食道に関連して注意したいのは、“逆流性食道炎”。これは、胃液の逆流によって食道の粘膜が炎症を起こし、胸やけなどの症状が現れる病気です。

 本書によると、逆流性食道炎の原因は、食べ過ぎやアルコール、ストレス、加齢などさまざまですが、食後にガムを食べることが対策のひとつになるそうです。ガムを噛むことで唾液の分泌を促し、胃酸の逆流を抑えることができます。

■皮膚:シワ、たるみ対策は内側から!

 シワやたるみは、誰もが悩むものだと思います。その直接の原因は、年齢とともに、皮膚の真皮からコラーゲンとエラスチンが減ってしまうことです。

 ただし、コラーゲンやエラスチンは、皮膚に塗っても浸透せず、食べてもそのまま吸収されるわけではありません。これらは、アミノ酸を材料に、ビタミンの力を借りて、体内で合成されます。そのため、食事の際には、各種のアミノ酸やビタミン類を意識することが大切。また、皮膚の血流を改善し、代謝をよくすることもシワ対策には有効だそうです。

■筋肉:流行の“糖質制限ダイエット”で注意すべきことは?

 雑誌やテレビなどでも度々特集が組まれている“糖質制限ダイエット”。これは、ごはんやパンなどの糖質が含まれた炭水化物や、糖質の多いアルコール・お菓子などを食べる量を減らすダイエット方法です。もちろん効果はあるようですが、実行する際には注意点もあります。糖質を極端に制限すると、体は新たに燃焼させる糖質を確保するために、筋肉にあるタンパク質を分解して新たに糖を作り出そうとします。そのため、筋肉が減少してしまうため、かえってやせにくくなったり、リバウンドしたりするおそれもあるのです。本書では、こうしたダイエットは医師の指導の下で行うことを推奨しています。

 さて、あなたの体に関して気になる項目はありましたか? 本書では、本稿で紹介したもの以外にも、血液や心臓などの「循環器系」や、男性・女性ホルモンに関する「内分泌系・生殖器系」、記憶や眠りとも関係がある「脳神経系」など人の体について、網羅的に解説しています。本書を1冊手元に置いておけば、いざ「体の調子がおかしい…」と思ったときに、過度に焦ることなく、冷静に自分の状態を判断できるようになるはずです。

文=中川 凌