恋人へのイライラや仕事のミスを減らせる!? PMSを乗り切る対処法

暮らし

公開日:2018/10/7

『PMSの悩みがスッキリ楽になる本 イライラ、ケンカ、涙、頭痛、むくみ、月経前症候群の対処法を知れば、恋愛、結婚、仕事がうまくいく!』(池下育子/東京書籍)

 生理前になると、なぜか心が不安定になったり集中力が低下したりし、自分が嫌になってしまうもの。筆者もそのひとりで生理前になると、涙が止まらなくなり、そんな自分に毎月嫌気が差していた。

 こうしたモヤモヤに優しい解決策を与えてくれるのが『PMSの悩みがスッキリ楽になる本 イライラ、ケンカ、涙、頭痛、むくみ、月経前症候群の対処法を知れば、恋愛、結婚、仕事がうまくいく!』(池下育子/東京書籍)だ。

 別名「月経前症候群」とも呼ばれるPMSとは、月経予定日の1週間から3日くらい前になると心身が不安定になる症状のこと。些細なことでイライラして恋人と喧嘩しやすくなったり、頭痛やむくみが現れたりするが、生理が始まったり終わったりすると何事もなかったかのように症状が治まるのが特徴だ。

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 この症状は女性なら誰でも大なり小なり感じているものだが、中には自覚がなく、突然イライラしたりミスを連発したりするのはストレスが溜まっているせいだと考えて苦しんでしまう人もいる。

 そこで本稿では具体的なシチュエーションをご紹介しながら、辛いPMSをどう乗り切っていったらよいのかをご説明していこう。

■PMSのイライラで恋人を失わないためには?

 PMSは、恋人との関係に亀裂を生むこともある。普段は笑って流せるような恋人の言動も深刻に捉えすぎ、悲観的で否定的な態度を見せてしまうのも、この時期ならではの特徴だ。

 PMSになると理性が働きにくくなり、親しい間柄である彼氏や家族には甘えが出てしまうため、相手を否定したり攻撃的になってしまったりする。しかし、PMS中の自分が何気なく口にした言葉がパートナーの心を深く傷つけてしまうこともあるのだということを理解しておこう。生理周期のない男性にとってPMSは想像しにくいものだからこそ、言ってはいけない言葉をあらかじめ彼に聞いておいたり、過激な言葉を言いそうになったら深呼吸をして、気持ちを落ち着かせてみたりするのもよい。

 またPMSのときにイライラ感が抑えられない方は一番大切な人には会わないようにして、ひとりで自分の時間を楽しむのもひとつの方法だ。美容院やエステに行ったりして、PMS期間を自分磨きの時間として有効活用していけば、彼の気持ちを失わずに愛され続ける女性でいられるはず。PMSで悩まないためには、上手な付き合い方を模索していくことも大切なのだ。

■PMSを宣言できる職場づくりを

 普段バリバリと働いていてもPMSの間はすべてが面倒になり、人と会うことさえ億劫になってしまう方もいるはず。

 キャリアウーマンであればあるほど、こうした自分の変化が許せなくなってしまいがちだが実は仕事ができたり、頑張り屋さんであったりするほどPMSの症状は強く出やすい傾向がある。

 こうした事態を防ぐには自分の周期を把握し、仕事の緩急をつけられるよう、スケジュールを組んでみよう。例えば、PMSの間はできる限り重要な仕事を入れず、一番頭が冴えている生理直後の1週間に先の分まで仕事をこなしておくのもよい。現在与えられている仕事量を減らすことはなかなか難しいが、自分の手で量を調節していけばミスも目立たなくなり、憂鬱な気持ちを噛みしめなくてもよくなるはずだ。

 また、抱えている仕事が自分の手に負えそうにない場合は思い切って、男性上司に相談をし、PMS期間中には重要な決断を自分だけに任せないでほしいと訴えてみるのもよいそうだ。PMSに関する問題は異性には言いづらいものだが、実は同性の上司よりも異性の上司のほうが譲歩してもらえる可能性が高いため、素直に自分の体調を言える環境を自らの手で創りだしていってみよう。

 日本の職場はアメリカと比べると休暇が取りづらく、PMSに対する配慮がなされていないことがほとんどであるように感じられる。こうした現状を変えていくためには、PMSを周囲に知ってもらい、宣言しやすい職場づくりを目指していく必要がある。

 PMSの問題を解決するには女性が自分の身体を知るだけではなく、男性にも女性の身体を正しく理解してもらわなければならない。「もっと彼氏や旦那の理解が欲しい」と思っている方はPMSのすべてが分かる本書を一緒に読み、理解し合える環境を築き上げていってほしい。

文=古川諭香