疲労と老化に悩む現代人の弱点は…「目」!? 1日1分~の“アイマスク”で疲労回復!

健康・美容

公開日:2018/11/5

 今、話題の付録ムックがある。『1日1分!目から血流促進 疲労回復アイマスク』(KADOKAWA)は、アンチエイジング専門医と眼科専門医によるW監修のもと開発された、最新テクノロジー素材のアイマスクが目玉付録。この効果がスゴイ!というのである。

■「目から疲労回復」のメカニズム

 本書の監修者である眼科専門医・林田康隆先生はこう話す。

「現在、世界的に近視が増加していることが問題となっています。これは現代人の目を取り巻く生活習慣の激変が関係しています。近くを見る作業が主体となることで、近視の発生率が上がります。また近見作業では絶えず目の中の毛様体筋が緊張していますので、眼底疲労の時代とも言えます。つまり眼精疲労と近視がとても近い関係性にあると言えます。

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 毛様体筋とは、目のピントを司る筋肉で、TVやスマホ、PCなど“近くを見るとき”にグッと緊張します。

 毛様体筋は常に緊張し続けていると、いわゆる肩コリと同じようなことが起きます。コリ固って血流が滞り、疲労物質が蓄積されるのです。するとピントを合わせづらくなり、「なんだか見えづらい」という自覚症状が表れます。

 視力低下と言えば、近視や老眼が一般的でしたが、最近は若い世代が訴える「スマホ老眼」も多いですね。これは、スマホ画面を注視し続けることで、毛様体筋がコリ固まり、他のものに視点をずらすとピントが合うまでに時間がかかってしまう状態です。

 毛様体筋の疲労を回復するには、溜まった疲労物質を代謝することが第一。そのためには、血流を促すことが最も効果的なメソッドです。

 同時に、目と密接に関係している自律神経のバランスも整いますから、副交感神経のスイッチが入りやすくなり、全身が疲労回復モードに切り替わります。

 ただし、眼科医としては、デリケートな眼球周辺を直接グリグリともみほぐす方法は推奨できません。そこで、覆うだけで目の筋肉をもみほぐすような働きをするアイマスクにつながったのです」

■アンチエイジング効果も

「同時に、アンチエイジングの観点からも、目周りの血流を促すアイマスクは最も効果的だと考えます」
 と語るのは、アンチエイジング専門医、日比野佐和子先生である。

「30代後半以降は、自律神経の働きが変化して、血流が低下します。すると、皮膚に酸素と栄養が行き届かなくなり、弾力性が失われることで、シワやたるみが現れます。また、ターンオーバーの速度が落ち、シミ、くすみが常態化。リンパの流れも滞るため、むくみやクマが目立ってきますし、筋肉の動きも鈍くなり表情にも影響が出ます。これらが総じて「老けたなぁ」という印象を与えます。

 さらに、目もとの老化は、これだけでは終わりません。全身で最も薄いまぶたの皮膚の下には「眼輪筋」という筋肉が直接付着していて、たるみに拍車をかけます。そこへ、支えを失った「眼窩脂肪」が押し出されるように垂れ下がり、たるんでふくらんだ下まぶたの影でクマ(黒グマ)も目立つようになります。

 加齢により減少するコラーゲンやエラスチンも、化粧品など外側から吸収することは残念ながら不可能です。しかし、血流を良くして、皮膚の基底層に酸素と栄養が充分に送り届けられると、真皮層のコラーゲン線維が修復されます。同時に、血行不良が原因だったくすみやクマも解消され、表皮層のターンオーバーも促されることでシミの原因であるメラニン色素の代謝も促進。まさにいいことづくめ!なのです。

 血流改善にはマッサージやフェイスエクササイズも有効ですが、少しでも間違った手法で行なうと、摩擦による色素沈着や、さらなるシワ・たるみの原因にもなります。よけいな刺激を与えず、目を覆うだけでしっかり血流を促し、さらには老化の原因である活性酸素も除去するアイマスクはまさに理想的です」

■「プラウシオン®」アイマスクの疲労回復力

 疲労と老化に悩む現代人の弱点は「目」である――。もはや目を休ませるだけでは足りない、目周りの血流を改善させる効果にこだわった本書は、最新テクノロジー素材「プラウシオン®」を使用したアイマスクを開発した。

「プラウシオン®」とは、数種類の鉱石でできたミネラル混合体で、学会発表で(1)血流改善効果(2)活性酸素除去効果(3)筋・組織再生効果(4)ストレス軽減効果が実証されている生地である。

 本書ではさらに、被験者11人に「プラウシオン®」含有アイマスクを20分間装着させ、毛細血管の太さ、皮膚の弾力性、脳波、サーモグラフィーによる体温を測定。結果を見れば、「着けるだけで若返る」ことを信じざるを得ないだろう。





 監修者である両医師も自ら、「プラウシオン®」含有のアイマスクを3ヶ月間着用。その結果、40代にして肌弾力性はなんと10代レベルという、衝撃の結果が出ている。

 本書の巻末では、眼球ストレッチや「目と脳に効く1分写真」など、1日30秒からできる「現代人に必要な回復メソッド」を紹介。アイマスク着用と並行して、疲労物質や活性酸素を溜めないことを目的としたプログラムになっている。

「私は毎日患者さんと接するうちに、普段の生活の中で実践できる小さなことを積み重ねる“習慣力”が、いかに人を回復させ、若返らせるかを強く実感しています」と日比野先生は語る。まず1日1分目を覆って、疲労と老化をほぐす習慣をつけてみてはどうだろう。