究極の楽ちんダイエット法! 食事におからパウダーを「かけるだけ」で痩せる!?

健康・美容

2018/11/12

『おからパウダーダイエット』(岸村康代/セブン&アイ出版)

 2018年9月、日テレ系テレビ番組「得する人損する人」で特集されて以来人気に火がついた「おからパウダーダイエット」。筆者も気になってはいたものの、あまりの人気ぶりに放送直後「おからパウダー」がスーパーから姿を消してしまい、試せずじまい。あれから早2カ月、最近またスーパーに並び始めたと聞きつけ、改めて元になった書籍『おからパウダーダイエット』(岸村康代/セブン&アイ出版)でダイエット法をおさらいした。

■食事を我慢しないで痩せる!? 「かけるだけ」でOKなダイエット

 おからパウダーダイエットは、本書の著者で管理栄養士の岸村康代さんが設立した「大人のダイエット研究所」が、おからパウダーの販売元である「さとの雪食品株式会社」の「おからパウダーダイエット部」を手伝う中で発展した。その方法は簡単で、おからパウダーをふだんの食事に「かけるだけ」。痩せたいのにきつい運動や食事制限をしたくない筆者のように、ズボラな大人にぴったりのダイエット法だ。

「いつもの食事に毎食大さじ1~2杯のおからパウダーをかけるだけ」の方法を1カ月試した結果。内臓脂肪面積が102.8cm→71.3cm、体重も3.8kgダウン。

■日本が誇るスーパーフード! 「おからパウダー」は栄養満点

「おから」を食べやすく、日持ちするようにドライ加工した「おからパウダー」は、見た目は粒子の細かいパン粉のよう。そのまま食べてみると、ほんのりと大豆の風味を感じる程度のクセのない味だ。この不思議な食材、実は栄養満点。著者の岸村さんは「もっと日の目をみるべき“日本を代表するスーパーフード”」だと力説する。

大豆たんぱく質、食物繊維、大豆サポニン、大豆レシチン、大豆イソフラボン、大豆オリゴ糖、ビタミン・ミネラル。健康にも美容にもうれしい栄養素がたっぷり。

大豆たんぱく質の中の「β-コングリシニン」という成分には中性脂肪と内臓脂肪を減らす働きがあることが分かってきた。

■料理の味を邪魔するのでは? 掲載レシピを食べて疑問を検証

「にがりダイエット」「青汁ダイエット」など、過去にさまざまなダイエット法にトライしてきた筆者だが、やはり「おいしくない」ダイエットは続かない。おからパウダーをかけることで料理の味がどうなるのか気になったので、実際にいつもの食事にかけて試してみた。

 本書にはおからパウダーダイエットを飽きずに楽しめるよう、さまざまなレシピも掲載されている。筆者が最初にトライしたのは一番簡単で基本のレシピ「基本のおからごはん まぜまぜver.」。茶碗1杯分のごはんに、大さじ1.5杯のおからパウダーを混ぜた。

 食べてみて驚いたのが、ごはん1杯に大さじ1.5杯程度ではおからパウダーの存在をまったく感じないということ! ぼそぼそとした触感になるのかと思いきや、意外とパウダーがしっとりとお米になじむ。食感も味もほぼ変わらないため、本書おすすめの「追いおから(食事の途中でおからパウダーを料理に追加でかけること)」をしたくらいだ。

 この日のおかずは麻婆豆腐とサラダ。麻婆豆腐と一緒におからごはんを食べるとますますおからパウダーの存在を感じなくなる。サラダには粉チーズと混ぜて作る「おからチーズのパウダードレッシング」をかけてみたが、チーズの味が濃厚なので、こちらもおからパウダーの存在はあまり感じず、おいしく食べられた。

他にもパン粉の代わりにおからパウダーを使う揚げ物など、ダイエット用のレシピとは思えない多彩なレシピを掲載。おいしく食べて痩せられるなんてうれしい!

■おなかの中でふくれるから食べ過ぎを防止できる&腹もちがいい

 おからパウダーは、水分を吸うとグングン膨らむのが特徴。そのため、例えば白米や揚げ物などの主食やメインのおかずを食べる前にサラダにかけて食べておけば、先にお腹がふくれて食べ過ぎを防止できる。食前の対策としてだけではなく、つい甘いものに手が伸びてしまう人にも有効。おからパウダーをかけた昼食を食べると腹もちがよくなるので、夕食までお腹が空かず、間食を控えることができる。

 手軽に始められて、食事制限のストレスもない「おからパウダーダイエット」。数々のダイエットに失敗してきたというあなたも、諦めずにチャレンジしてみては?

文=箕浦 梢